福岡市の水族館「マリンワールド海の中道」では、年に1回、イワシを補充している。
マリンワールドで大人気の「イワシショー」
福岡市東区の水族館「マリンワールド海の中道」。
この記事の画像(9枚)来場者に大人気のイワシのショー。渦を巻くように約1万匹が乱舞する。
来場者:
迫力があって圧巻でいいショーだなと思いました
来場者:
すごく感動しました
デリケートなイワシ…“1万匹の引っ越し”
静岡・沼津市から14時間かけて到着した活魚トラック。
荷台のいけすに入っているのは、1万匹のマイワシだ。
水槽の魚に食べられたり、寿命で死んだりするために、マリンワールドは年に1回、イワシを補充している。
マリンワールド海の中道・鈴木泰也さん:
ウロコがとっても剥がれやすい魚なので、キラキラのウロコがあんまり剥がれないように、雑菌が入らないように
「魚へんに弱い」と書くイワシは、文字通りとてもデリケート。
大水槽への搬入は、ウロコが剥がれて弱らないよう、まずは、人海戦術のバケツリレーで移動用のタンクに移していく。
飼育員:
驚かせないようにしてますね。ゆっくり入れてますね
タンクへの移し替えが完了したら、いよいよ専用のクレーンを使って大水槽へ移動する。
ちょっとした衝撃でも驚いたイワシが死んでしまうことがあるため、タンクを慎重に水槽に沈めていく。
作業開始から約3時間で、1万匹の移動は無事終了した。
水槽には2万匹超のイワシ
マリンワールド海の中道・鈴木泰也さん:
ボリュームあがりましたよね。かなり大きく群れがなっているので、2万匹が右へ左へ移動していく姿をご覧いただきたい
あわせて2万匹以上になったイワシの大群は、水槽をいっそう華やかに彩った。
(テレビ西日本)