いよいよ開幕したJリーグ。

新加入選手を迎え、各チームは2021シーズンでの優勝を目指し、戦いを始めた。

昨季、4試合を残してリーグ優勝を果たした川崎フロンターレや、ルヴァンカップ王者のFC東京など、注目チームの新体制の様子をレポートしていく。

今回は、昨シーズンに圧倒的な強さでJリーグと天皇杯の二冠を達成した川崎フロンターレ。

名古屋グランパスからジョアン・シミッチ選手、大分トリニータから小塚和季選手、知念慶選手、アビスパ福岡から遠野大弥選手、松本山雅FCから塚川孝輝選手、カターレ富山から宮城天選手、桐蔭横浜大学から橘田健斗選手、静岡学園高校から田邉秀斗選手の8名が加わり、JリーグとACL(AFCチャンピオンズリーグ)のダブル制覇を目指す。

目標はリーグ優勝

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鬼木達監督は今年の目標を力強く語る。

「今年の目標はやはりリーグ連覇。これを軸に、もう一つはACLの制覇にチャレンジしていきたい。ACLは難しいというか、過去にJリーグとACLを同時に優勝したチームはありません。ただ昨年のJリーグのチャンピオンでもありますし、私たちは川崎フロンターレなので、魅力あるサッカーをしながら同時優勝を目標としていきたい」

また昨シーズン飛躍を遂げ、今シーズンも早速ゴールを決めるなど大車輪の活躍を見せている三笘薫選手(23)。

新体制発表会で披露されたオフィシャルスールを紹介する動画では、営業マンに扮した三笘選手が昨シーズンをもって現役を引退した中村憲剛さんを鼓舞する寸劇をみせ、ネットでも注目を浴びた。

自身の演技の点数を「100点」だと評価しつつも、「憲剛さんにああいった態度をしてしまったので申し訳ないです」と苦笑。

チームと個人の目標については「チームとしてはACLがあるので、アジアで1位になることも目標。リーグ戦もあるので全部のタイトルを獲りにいきたい。個人としては昨年以上の活躍、結果を出してチームの中心となれるように活躍していきたい」と明かした。
 

新加入の選手が語るフロンターレ

名古屋グランパスから移籍したMF・ジョアン・シミッチ選手(27)は、チームでの自分の特長の生かし方について「チームと自分の特長がうまくかみ合うのではないかと思っています。ポゼッションやパスが自分の特長なので、それを生かしながらチームの力になりたい。“勝利者”のチームで自分も多くのことを学んでいきたい」と話す。

また、「チームの目標は“タイトル”。数多くの大会が始まりますが、1つでも多くのタイトルを勝ち獲りたい。個人の目標は自分の特長を生かし、チームの力になりたい」とチームと個人の目標を掲げた。

FW・知念慶選手(25)は、昨季期限付きで大分トリニータへ移籍し、フロンターレに戻ってきた一人だ。

「戻って来れたことに感謝して、サポーターのみなさんに成長した姿を見せられるようにキャンプから気合いを入れて頑張りたい」と意気込み、「試合数が多く、チャンスが絶対に回ってくると思うので、タイトルに貢献できるように良い準備していきたい」と話す。

昨季アビスパ福岡へ期限付き移籍し、同じくフロンターレに戻ってきたFW・遠野大弥選手(21)は、背番号19を付けることに「数多くの素晴らしい選手が付けているので覚悟を持ってやりたい」と気持ちを奮い立たせながらも、「正直、本当は26番を付けたかったんですけど…」と、自身が慣れ親しんだ背番号をつけるDF・神谷凱士選手を羨んでいた。

目標とする選手については、MF・三笘選手の名前を挙げ、「年も近いですし、刺激になったので吸収できるところは吸収して成長したい」と話した。

FW・宮城天選手(19)は、昨季期限付きでカターレ富山へ移籍。

外から見た川崎フロンターレを「1年間で戻ってくると思っていたので毎試合見ていました。一人一人格段にうまいですし、見ていて楽しいサッカーをしているので、自分が戻ったときにどうやるかなどを想像しながら見ていました」と話した。

“カズキ”と呼んで!

松本山雅FCから移籍したMF・塚川孝輝選手(26)は、オファーが来たとき友人の家にいて口外できなかったため、「凄く嬉しかったんですけど、(気持ちを)押し殺して…」と笑う。

また、見せたいプレーについては、「ピッチでお楽しみください」と試合に出場するという自信を口にした。

大分トリニータから移籍した小塚和季選手(26)は、まず呼び方について「“コズ”と呼ばれていたんですけど、川崎では“カズキ”と下の名前で呼んで欲しい」とアピール。
「周りからは和季と呼ばれることが多いのですが、サッカーだと“コズ”と呼ばれることが多くて。サッカーでも“カズキ”と呼んで欲しい」

プレーについては「“見ている人を魅了する”という川崎フロンターレの言葉通り、魅了できるようなプレーをしたいきたい」と続けた。

前所属が桐蔭横浜大学のMF・橘田健斗選手(22)。

昨年、大卒1年目で活躍する選手も多かったことを受け、「選抜などで一緒にプレーをしていた先輩もたくさんいて、強い選手が活躍しているのは刺激になった」と今季の活躍を誓う。

また、中村憲剛さんとパス交換したことを「一緒にやらせてもらいました」と嬉しそうに笑った。

前所属が静岡学園高校のDF・田邉秀斗選手(18)は、「点を決めると目立つので貪欲に狙っていきたいですが、サイドバックでサポートすることが多いポジションなので。セットプレーで狙いにいきます。数字を残すとレベルアップできる世界なので貪欲に狙っていきたい。1年目からハングリー精神で、全力でやっていきたい」と熱い言葉を口にした。
 

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