男子ゴルフ界に旋風を巻き起こしている注目の若手選手たち。

2月21日放送の「ジャンクSPORTS」の「男子ゴルフSP」では、歴代選手会長・池田勇太選手、石川遼選手、時松隆光選手の3人と、今注目の金谷拓実選手、中西直人選手、星野陸也選手、堀川未来夢選手が登場。

“源ちゃん”任命の経緯

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石川選手からの依頼で選手会長に任命されたという“源ちゃん”こと、時松選手。石川選手は「源蔵(時松選手の本名)よりも先に星野と堀川にも僕から依頼したんですけど…」と明かし、2人に断られたことで、時松選手が選ばれた。

断った経緯を堀川選手は「自信がなかった」、星野選手は「僕が選手会長になったら何かやらかしちゃう気がして」と明かす。

石川選手は「僕が目立っちゃったので次の選手会長がやりにくくなって。すごく大変そうなイメージが付いて“俺には来ないでくれ”とみんな思っていたようで。源蔵が引き受けてくれて、『ジャンクSPORTS』にも呼ばれて、ゴルフ界にとってすごくよかった」と話す。

一方の時松選手は「僕も自信ありませんと言ったんですけど、勇太さんが『俺と遼でフォローするから』と。2人が断ったことも知っていて、引くに引けなくなった」と苦笑する。

石川遼からのLINEに一喜一憂

続いては、選手会長に4つの質問。包み隠さず答えてもらった。

まず1つ目は「選手会長になって経験したおいしい思いは?」。

石川選手は「社会人として成長できた」、時松選手は「遼さんとLINEできた」、池田選手は「会えない人に会えた」と回答。

時松選手は「もちろんお二方が言うこともあるんですけど、コロナの影響で東京に来られないこともあり、遼さんから『今電話できる?』とかLINEが来るんです。ちょっとうれしいじゃないですか。石川遼のファンとかだったら失神モノだと思います。僕もずっと見てきたのでファンみたいなところもあります」とニヤニヤ。

MCの浜田雅功さんが「すごく喜んでいるけど、どう?」と聞くと、石川選手は時松選手の返事がそっけないことから「めっちゃイヤイヤだと。僕の方がグイグイしてるから」と思っていたようだが、時松選手はかなりうれしかったという。

星野選手も石川選手からのLINEで食事の誘いを受け、「どうしよう、服装何にしよう」と考えてしまうほどうれしかったそう。

金谷選手も「遼さんから『LINE交換しよう』と気さくに言ってもらえて、憧れの人と交換できると思わないし、周りの人に『僕、遼さんのLINE持っているよ』と自慢した」と明かす。

石川選手よりも年上の中西選手も、石川選手からのLINEに「興奮して返事するのに20分くらいかかった」と、どの選手も石川選手からのLINEはうれしい出来事だという。

2つ目の質問は「自分のチャームポイント」。

石川選手は「高速まばたき」、時松選手は「ショットが曲がったときに我慢する顔」、池田選手は「ありません」と回答。

ゴルフ界で一番怖い存在は?

3つ目は「女性と理想のデートコース」。

石川選手は「ドライブ後お酒(車は置いて帰る)」、時松選手は「軽井沢。軽井沢は周りにゴルフ場があるイメージ。僕のウリはゴルフしかないので、ゴルフして旅館で泊まって…」と話し、池田選手は「ムードのいいお店でディナー」と回答。

4つ目は「ゴルフ界で一番怖い存在」について。石川選手も時松選手も池田選手の名前を挙げ、池田選手は「いるわけない」と答えた。

石川選手は「ゴルフ界にいられなくなるんじゃないか」とまで思った恐怖体験を告白。10年以上前、試合中に石川選手が移動するたびにギャラリーから拍手や声援を受けていたが、遠くから「静かに」という声が聞こえ、誰かがプレーに入ることに気づいた石川選手が、恐る恐る見ると、池田選手が石川選手を見ていたという。

その後、「勇太がロッカーで待ってる」と言われ、怒られることを覚悟しながら向かうと「自分の立場を考えて周りを見られるようになった方がいい」という予想より1万倍も優しいアドバイスを受けたという。

この出来事を池田選手は「覚えてない」と言いながらも、「自分が動いたらギャラリーも大名行列のように動く」ということを意識させたと解説し、浜田さんからは「ハッキリ覚えてるじゃん!」とツッコまれた。

“怖い”存在の池田選手だが、星野選手は試合後に厳しいけれどうれしい一言も言ってくれる、池田選手が大学の先輩でもある金谷選手は「自分が優勝したときにすぐお祝いしてくれる」など怖いだけの存在ではないと明かした。

ゲン担ぎすぎじゃね?

選手会長から注目若手選手にモノ申したいことも。

現役大学生にしてツアー優勝を果たした金谷選手へ石川選手がモノ申したいことは「ゲン担ぎすぎじゃね?」。

ゲン担ぎはしないという石川選手は、「どんな考えでやっているのか」を聞きたいという。

金谷選手のゲン担ぎは「毎日ハンバーグ」「出発の50分前に起きる」「シャワー中は必ず同じ曲」「7番ボールは使わない」「同じ道を通る」「最終日は黄色い服」「ピンクが出ても黒を使う」「5回肩を回す」などたくさんあるが、これでも一部。

「ハンバーグを食べたときに良いスコアが出て優勝した」ことで、試合期間はファミレスで同じハンバーグを食べているといい、「ピンクが出ても黒を使う」ことについては「ゴルフのマーカーをピンクと黒の2つを常に持っていて、ピンクのマーカーを置くと外しちゃうことが多くて、黒が出るまでポケットであさっている」と話すと、「ピンクいらないじゃん!」とツッコまれる。

池田選手は堀川選手に「プロとしてありえない!」とモノ申す。2020年10月の日本オープンでスコアを書き間違えて過少申告をして失格となってしまった堀川選手。池田選手は「これはプロとしてありえない」と指摘。

堀川選手は「一緒に回ってスコアをチェックする人がソーシャルディスタンスのため、選手のみのチェックとなって間違えた」と話すが、池田選手は「上位にいたので、上位にいるからこそ真剣にチェックしないと」と厳しい一言。しかし、注意を受けた堀川選手は「名前を見てくれていたのがうれしかった」と笑顔を見せた。

昨年、賞金ランキング4位と好成績を残した星野選手へ石川選手がモノ申したいことは「ホントに分かってんの?」。

「クラブの重さが大事で、2グラムとか3グラムの鉛をいろいろなところに貼って調整している」ことから、星野選手が「0.5グラムでも気づく」というウワサを聞いたため、それを確認したいという。

星野選手は「ちょっとの重さでも変わるんじゃないかと思っていろいろなところに貼り始めたら、小さい重りでも気になっちゃうようになって」明かす。

そこで、本当に分かっているのか番組で検証。3本の同じ重さのクラブのうち2本に10円玉(4.5グラム)、1円玉(1グラム)を付け、目隠しをした状態で見分けてもらうことに。

各クラブをスイングし、渡された順番に重さを回答してもらうが、外してしまった星野選手。「緊張してたから…」と話すが、重さが本当に分かっているのかどうかは確認できず。

最後に、時松選手は中西選手にモノ申す。試合中でも常にカメラを意識し、ゴルフ界のエンターテイナーの中西選手へ「奥さんが美人過ぎてズルイ」とうらやましがる。

結婚6年目で現在は2人の子宝にも恵まれ、幸せ絶頂の中西家。実は、出会った当初は奥さんから「軽そう」と思われ、恋愛対象外と判断され、連絡先すら教えてもらえなかったという。

それでも3年間ダイレクトメッセージを送り続け、なんとかデートにこぎ着けた。そのデートがシミュレーションゴルフで、カッコイイ姿を見せられたことで「その日のうちに好きになった」という奥さん。付き合って3ヵ月で結婚が決まったそう。

この話に時松選手は「やっぱりゴルフを見せるのが正解」と再認識。そして、最後に「男子ゴルフ界は絶対に盛り上がると思いますので、引き続きご声援をよろしくお願いします」と締めた。

他にも、7人が一列に並び一斉にパターする「一斉パター」や、歴代選手会長チームと注目の若手チームに分かれ、10メートル先にあるリングにボールを入れる対決などに挑戦した。

3時間スペシャルでは、的に入れるだけという、たった1つのルールで行うプレッシャーゲーム「イレロ」でのアスリートと人気芸能人の対決や、今注目されているフィンランド発祥のスポーツ「モルック」でMCの浜田さんやアスリートたちとの対決が行われた。

意外な才能が発覚?今、人気の「モルック」にアスリートたちが挑戦

(『ジャンクSPORTS』毎週日曜日夜7:00~8:00放送)