5歳息子の“イケメン”なサプライズ

子どもから何かされたら嬉しいものだが、いま、5歳息子の母親へのサプライズプレゼントが話題になっている。

まずは、こちらを見てほしい。

スーパーへ行き「1つ好きな物買ってよかよ〜」って言ったらムスッコ(5)が「これがいい」とセボンスター(というらしい)を購入。帰宅後「お母さん、しゃがんで」と言われたのでしゃがんだら「いつもありがとう」ってセボンスターのネックレスをプレゼントしてくれた。

こう投稿をした田中です(@uma_tanaca)さんは、5歳の息子を持つ母親だ。息子さんとスーパーに行き、「1つ好きな物を買ってあげる」と言ったところ、ペンダントのアクセサリーとミルクチョコレートが入った「セボンスター」(税別150円)が欲しいとのことで、買ってあげたという。

しかし、欲しがった理由は自分のためではなかった。帰宅後、息子さんから「しゃがんで」と言われてしゃがむと、「いつもありがとう」とスーパーで買ったセボンスターのペンダントをかけてくれたのだというのだ。

一緒に投稿された画像には、魚の形をしたピンクのネックレスが田中です(@uma_tanaca)さんの首元に確認できる。思いがけないプレゼントに嬉しかったに違いない。
 

5歳息子からのペンダントのプレゼント
5歳息子からのペンダントのプレゼント
この記事の画像(8枚)

買ってあげたものとはいえ、息子さんのイケメンなサプライズにネットは反応。
「こりゃ宝物ですね」や「息子氏、イケメンすぎて泣いた」「そんなの泣くしかないし一生大事にする」などのコメントが寄せられた一方で、「昔私も同じものを母親にプレゼントしたらいらないと言われ心に大きな傷をおいトラウマになりましたが、素敵なエピソードとして塗り替えられそうです笑」といった過去のトラウマコメントも見られ、17万超のいいねが付いている。(1月12日現在)

では実際、セボンスターのペンダントをもらった時、どのように思ったのだろうか。 
「田中です」さんにお話を伺った。
 

セボンスター 提供:カバヤ食品
セボンスター 提供:カバヤ食品

お仕事頑張ってるからあげたい!

ーー息子さんからセボンスターをもらった時、どのように思った?

とても嬉しかったです。ただ、いつもプレゼントをよくしてくれる息子なので、「ありがとう。でも、お母さんはその気持ちだけで十分だよ。これからは息子の好きな物を買ってね」と言いました。


ーー「これからは好きな物を買ってね」と言った後、息子さんは何か言った?

それに対して息子は「でも、お母さんいつも自分の物を買ってないでしょ?お仕事頑張ってるからあげたいの!」との返事でした。


ーープレゼントをあげる息子さんはどのような表情だった?

「お母さんしゃがんで」と笑みを堪えるような顔でした。そしてペンダントをかけて私と目を合わせた時はとってもいい笑顔を見せてくれました。


ーースーパーなどに行ったときは息子さんによく物を買ってあげる?

いつもスーパーへ行くと「100円未満のお菓子を1つだけ買っていいよ」と伝えてあります。普段あまりワガママを言わない息子がこの時だけはセボンスターのペンダントが欲しいと言い続けるので、よほど欲しいんだなあと思い購入しました。

他にも最近は3つのプレゼント

ーー息子さんはよくプレゼントをくれる?

はい!よくプレゼントをしてくれます。最近はこの3つをプレゼントしてくれました。1つ目が幼稚園の紙粘土で作ったオブジェです。

幼稚園の紙粘土で作ったオブジェ
幼稚園の紙粘土で作ったオブジェ

2つ目は、ポケモンのお菓子についているオマケシール。こちらは幼稚園で流行っているみたいでキラキラシールを持っている子は羨ましがられるんだとか。

息子は毎回弱いポケモンのシールしか当たらなかったのですが、最近やっとキラキラシールが当たり私も息子も大喜びでした。あまりにも私が興奮しているからなのか「お母さんにあげるね」とプレゼントしてくれました。

ポケモンシール
ポケモンシール

3つ目は、息子がお小遣いでもらったお金でガチャガチャをしたのですが、2回とも同じ種類の物をしていたんです。

そのガチャガチャの内容はマリオのお財布シリーズで、(2つもお財布要らないだろ…)と思っていたのですが、どうやら1つは私にプレゼントしてくれる為に2回とも同じ種類のガチャガチャしたそうです。赤のキノコが私用で緑が息子用です。

色違いの財布のプレゼントも
色違いの財布のプレゼントも

ーー息子さんはどのようなお子さん?

明るく優しい子です。セボンスターの話だけ聞くと「出来る子!」と思われそうですが、家ではよく「おっぱい星人」や「チンチ〜ン」等の言葉をよく発してふざけています。中身は5歳の男の子という感じです。


普段あまりワガママを言わない息子さんがセボンスターのペンダントが欲しいと言い続けたということから、よほどプレゼントしたかったのだろう。

そして今回、セボンスターが心温まるエピソードの重要なアイテムとなったわけだが、製造メーカーであるカバヤ食品にも感想を聞いてみた。

セボンスターを使っていただけて光栄です

ーー息子がセボンスターを母親に買ってもらい、母親にプレゼントしたというTwitterの投稿が話題になっているが?

寒い季節ですが、心温まる素敵なお話をありがとうございました。気持ちを伝えるって、大切なこと。そんなときに、セボンスターを使っていただけて光栄です。

これからも息子さんとの素敵な思い出を作っていただければ幸いです。性別・年齢問わず、いつまでも愛されるセボンスターを目指していきます。ありがとうございました。


ーーそもそもセボンスターは、どのようなコンセプトで作られた商品?

「セボンスター」は1979年に発売した、カバヤ食品のロングセラーのアクセサリー玩具です。定番シリーズの六角形のパッケージは、40年を超える今も変わりません。

キラキラしたかわいいデザインとシリーズごとに異なるデザインモチーフは、1シリーズ20形状(色違い含めると85種類)あり、コレクション性とアレンジ性があります。(シリーズは年3回リニューアルします)

現在の「セボンスター」は、小さな子供さんだけでなく、キラキラの世界観に魅せられたり、昔を懐かしんで購入される大人のファンも多く、親子世代で幅広い年齢層に支持されています。

1979年発売当時の「セボンスター」 提供:カバヤ食品
1979年発売当時の「セボンスター」 提供:カバヤ食品

最新シリーズの「セボンスター」は、ペンダントトップは様々な形状とカラー、キラキラ可愛い魅力的なデザインでコレクション性を高くしています。メッキタイプの他、ラメプラタイプ、オーロラプラタイプをラインアップし、ユーザーの満足度向上を狙います。

最新シリーズの「セボンスター」 提供:カバヤ食品
最新シリーズの「セボンスター」 提供:カバヤ食品

カバヤ食品も「セボンスターを使っていただけて光栄」と語った今回のエピソード。
「田中です」さんの息子さんのイケメンっぷりにさらに磨きがかかるのか、今後の成長が楽しみだ。
 

【関連記事】
お母さんへの誕生日プレゼントは「全“児童”洗濯物たたみ機」 小3娘のアイデアにほっこり​
「一緒にヘビに食べられてもいいよ」5歳娘が漫画家の父親に書いた“ラブレター”が独特すぎる​

プライムオンライン編集部
プライムオンライン編集部

FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。