25日に開幕する、全日本フィギュアスケート選手権。
前例のない全日本だが、25日は、男女のショートプログラム(SP)が行われる。
24日は、前日練習が行われた。
女子の前日練習の様子。
樋口新葉選手(19)、坂本花織選手(20)らが顔をそろえる中、注目は、大会連覇がかかる紀平梨花選手(18)。
曲かけ練習では、新しいショートプログラムを初披露した。
終盤には、フィギュアスケートで珍しい「片手側転」を鮮やかに決めてみせた。
しかしジャンプでは、代名詞でもあるトリプルアクセルに苦戦する場面も...。
それでも、4回転サルコウは着氷させるなど、入念に氷の感触を確かめた。
2019年全日本優勝・紀平選手「なんかアクセルが全然つかめなくて、こうやっても跳べないな、こうやっても跳べないなとか、いつものやり方でやればいいじゃん、とかなって。感覚を思い出すけど氷が違うし、みたいな。ちょっと苦戦したんですけど。また新たに調整して、うまくいけばいい」