北朝鮮による拉致被害者・横田めぐみさんが10月5日、62歳の誕生日を迎えました。3日、新潟市で開かれたチャリティーコンサートでめぐみさんの同級生が訴えたのは、今が帰国のラストチャンスだという切なる思いです。
【めぐみさんの母・横田早紀江さん】
「(Q.めぐみさんの62歳の姿は想像できる?)それはちょっと想像できない。ただ、ああいう国だから、病気をしたり、どんなふうになっているのか分からないので、そのことを想像するのが嫌で、つらい」
13歳で北朝鮮に拉致され、10月5日、62歳の誕生日を迎えた横田めぐみさん。その姿を母さえも想像することができません。
3日、めぐみさんと同じく今年62歳を迎える新潟小学校、寄居中学校の同級生が開催したチャリティーコンサート。
拉致問題に進展のないまま今年で16回目を数えました。
言葉で、歌で、めぐみさんへの思いを伝えた同級生たち。よく、めぐみさんの家に遊びに行っていたという清水雅生さんは…
【同級生 清水雅生さん】
「早紀江お母さん・滋お父さんと家族総出で、笑顔で遊んだのを覚えている。子どもながらに『良い家族だな、こんな家族を目指したい』と常々思っていた」
高校教師の小栗武さんは、将来に希望を抱く教え子の姿と13歳のめぐみさんが重なります。
【同級生 小栗武さん】
「本当だったら色んな選択肢があり、色んな未来があったはずの中学1年生が、ある日突然、理由もなく北朝鮮に全てを奪われてしまう。こんなことがあっていいわけがない」
小学校でめぐみさんと隣の席だった丸山義昭さんは、中学生になり、めぐみさんと疎遠になったことを今も後悔しているといいます。
【同級生 丸山義昭さん】
「本当に会いたい。同級生として、あいつにもう一回会わないと、私の人生にピリオドはないなと思っている。絶対に生きている間に、もう一度会いたい」
同級生としての思い、そして、90歳になった母・早紀江さんにめぐみさんとの再会を叶えてほしいという揺るぎない思いがあります。
【同級生 吉田直矢さん】
「歴代の総理大臣や拉致担当大臣が『私の代で最後にする』とおっしゃっていたが、待っているほうの時間がない。そういう意味で、冷静に考えても今年・来年が本当にラストの年だと捉えている」
高市総理の就任から1年。同級生たちが抱くラストチャンスという焦りはどこまで届いているでしょうか。
