2日、三重・津市の住宅が全焼し、子供とみられる4人の遺体が見つかった。出火直後の映像には、母親とみられる女性がポルトガル語と日本語を交え、「住宅の中に子供がいる」と訴える声が残されていた。
高さ1m以上のガスボンベが破裂か
窓越しに見える、激しく燃えさかる炎…。

2日午後2時ごろ、三重・津市の住宅が全焼し、子供とみられる4人の遺体が見つかった火災の様子だ。
リポート:
午後2時過ぎです。消防隊の方でしょうか。現場の調査をしています。
火災発生から3日が経った5日も、延焼した隣の住宅では、住人が片付け作業に追われていた。

延焼した家の住人:
うちの境界がここ。そこちょこっと見えるけどコンクリ。
境界いっぱいまで建物が建っていた、隣のが。2棟建っていた。こっちが家でこっちが作業場で。ほいで延焼した。

火元の住宅は完全に焼け落ちた状態だ。

延焼した家の住人:
あそこが玄関であそこが勝手口。あれの外にプロパンのボンベが2本あったんよ、大きな。それが破裂した。あれがボンベや。
頭はこっち、そこまで飛んでいっている。

周囲には、破裂したプロパンガスのボンベの破片が散乱している。
出火当時の映像では、火災現場から激しい爆発音が上がっていた。
近隣住民:
(ボンベの)破裂音ですね、バンバンバンという感じの。バンとかボンとか、もう何べんも鳴っていました。

近隣住民の話では、破裂したのは、高さ1メートル以上ある大きなガスボンベだという。
延焼した家の住人:
これが2本勝手口に置いてあった。ここから上が吹き飛んだのが、あっちのブロックの家のとこまで飛んでいった。

ボンベが破裂した際の爆風で、窓ガラスが割れてしまったという住宅もあった。
近隣住民:
普通は考えられないと思うので、ちょっとびっくりしましたね。
ブラジル国籍の男性が住む住宅
焼け跡から4人の遺体が見つかった。
リポート:
こちらが玄関だったようですが、今は見る影もありません。

火が出たのは、ブラジル国籍の男性が住んでいた木造平屋建ての住宅で、母屋と作業場に分かれている中央付近に玄関があった。
玄関付近が特に激しく燃えていることから、火元である可能性が高いとみられている。

警察によると、見つかった4人の遺体のうち、3人は寝室で、1人はリビングで発見された。
延焼した家の住人:
最初は子供の声が「わー」ってしとって、何かして遊んでいたんだろうな。

出火当時、住宅にいたのは、この家に住む4歳の女の子と、遊びに来ていた10歳の女の子、そして12歳と13歳の男の子の4人で、今も連絡が取れていない。
「子供ある、子供ある」女性の声
出火直後の映像には、ポルトガル語と日本語を交え、「住宅の中に子供がいる」と訴える住民の声が残されていた。

住民:
子供ある、子供ある。

近隣住民は、燃えている住宅の中に入ろうとして制止される女性の姿を目にしたという。

近隣住民:
ここら辺でわめいていた。女の人。ここら辺で誰かがいて、「行ったらあかん」と言っていた。お母さんと思うな、たぶん。
警察は、出火原因の解明と遺体の身元特定を急いでいる。
(「イット!」10月5日放送より)

