高梁川水系のダムで貯水率の低下が続いています。流域の自治体や関係団体などでつくる協議会は9月18日から第2次取水制限を行うことを決めました。
高梁川水系の6つのダムの貯水率は15日午後4時時点で33.5%と平年を44.5ポイント下回っています。9月7日に水道用水を5%カットするなどの第1次取水制限に入ってからは貯水量の低下が緩やかになったものの、今後もダム周辺にまとまった雨が降らなければ、貯水率は30日ほどで10%程度まで低下する恐れがあります。
このため、16日の会議では岡山河川事務所が水道用水と工業用水をそれぞれ10%、農業用水を30%カットする第2次取水制限の実施を提案しました。しかし、農業用水のカット率に異論が出ました。
(倉敷市)
「コメ農家にとって9月末までは農業用水を必要とする重要な時期。なんとか9月30日まで農業用水は現行の20%カットを維持してほしい」
(高梁川東西用水組合)
「工業用水のカット率を15%に上げ、農業用水を25%にするなど9月中はどうにかしてほしい」
農業用水の制限緩和を求める意見が相次いだため、農業用水のみ現行の20%を維持。水道用水と工業用水は10%カットとする第2次取水制限が9月18日正午から行われることになりました。
(高梁川水系水利用協議会 小平剛弘会長)
「農業用水のカット率は20で%維持したので農家の皆さんに安心してもらえるのでは。各個人・各企業に引き続き、節水に対する理解・協力をお願いしたい」
次回の会議は9月末の予定で、今後の気象状況を踏まえ、制限の強化・緩和について協議します。
