新米のシーズンを迎え岡山県産の新米が店頭に並び始めました。2026は全国的な「コメ余り」の影響で、新米の価格が古米より安くなる「逆転現象」が起き、スーパーは、対応に頭を悩ませています。
(グランドマート 岡本和恵取締役)
「先週金曜日に入荷したのが岡山県産あきたこまち。(Q:新米が2000円台は?)2年ぶりくらい」
岡山市北区のグランドマート津高店では、岡山県産の新米を税抜き2980円で販売。8月下旬から入荷している県外産も含め、2026年の新米は3000円前後と、2025年より1000円以上安くなっていると言います。
(客は…)
「安いのでこの前買いました。新米食べてみたいので、古米があったが新米を買った」「毎日のことなので安い方がいいけれど、農家のことを思うとどうなのかな…」
(大黒友香記者)
「店頭にはまだ去年(2025年)産の古米が多くあり、そのどれもが緊急値下げとなっています」
古米の仕入れ値は新米より高いものもあり、「価格の逆転現象」が起きています。しかし、価格を合わせないと古米が売れないため、値下げを余儀なくされています。
(グランドマート 岡本和恵取締役)
「競合店の状況によって随時値下げするが、客は新米をすごく購入するので古米も緊急で値下げしてほぼ同価格になっている」
農林水産省によりますと、2026年7月末時点の民間のコメの在庫量は162万トンで、2025年と比べて約1.8倍となっています。同じ時期としては過去最多で、全国的に「コメ余り」の状況となっています。
グランドマート津高店は、新米が出回り、古米の動きが鈍くなれば、総菜として利用するほか、さらなる値下げを検討するとしています。
(グランドマート 岡本和恵取締役)
「高い原価で入ってしまったものは厳しいが、新米が入り始めてからは交渉なので、卸業者に交渉して古米なので新米と同じ価格にさせてほしいと話し合いをしています」
「令和のコメ騒動」と呼ばれた品薄・価格高騰から一転、消費者にとっては買いやすくなった一方でスーパーにとっては悩ましい状況となっています。
