物価高が続く中、いま飲食店であるメニューが注目を集めているそうです。
卵の価格高騰が続く中、ある1皿を看板メニューにする店が広がっているんです。
女性客に大人気だという、そのワケを取材しました。
週が明けた14日のランチタイム。
東京・板橋区のラーメン店で注文が殺到していたメニューはというと…自慢のラーメンではなく、テーブルの上には定食がドドン!
分厚いチャーシューに目玉焼きを合わせた「チャーシューエッグ定食」でした。
来店客は「めちゃくちゃおいしい。分厚いけどとろける。(Q. ここラーメン屋さんだと思うが?)ラーメン屋さんなんですか!?チャーシューエッグ屋さんだと思ってた」と話していました。
店本来の看板メニューは、店主の故郷、新潟・長岡市のご当地ラーメン「生姜醤油らーめん」。
ところが今は、お客さんの7割がチャーシューエッグを注文するといいます。
この店のチャーシューエッグはまず、卵2つ分の半熟トロトロの目玉焼きを皿に盛り付け、分厚くスライスしたチャーシューをフライパンに投入。
チャーシューの両面にしっかりと焼き目を付けたら、特製のタレを絡ませて出来上がりです。
分厚いチャーシューは、口の中に入れたとたんにとろけるやわらかさ。
コロナ禍で一度メニューから消えたものの、お客さんからのリクエストで復活したといいます。
このチャーシューエッグ、人気の一方で、店を悩ませているのが卵の高騰です。
安澤悦史店主:
ギリギリですね…。卵の納品書、2~3年前からしたら1.3倍だったりする。
2026年3月に1パック309円と過去最高値を記録したあとも価格が下がらず、現在も高止まりが続く卵。
そんな逆風にさらされつつも、今、チャーシューエッグを看板メニューとする店が増えているんです。
東京・葛飾区の定食店でも、チャーシューエッグ定食が堂々の人気ナンバー1メニューに。
店内では多くの女性客がチャーシューエッグのトロトロ感を堪能していました。
50代:
(卵とチャーシューの相性)超バッチリ。この半熟加減がたまらない。(Q. 注文の頻度は?)もうこれ。チャーシューエッグです、ほとんど。
グルメ情報サイト「ぐるなび」によりますと、チャーシューエッグを扱う店は2026年7月までの1年間に約2.8倍に増えているといいます。
なぜ、これほど人気を集めているのでしょうか。
40代:
ご飯が進む味ですね。これもおいしい、トロトロだ。お肉が結構ボリューム(あって)、卵も普段家で食べてる卵よりも大きいので、コスパ最高だと思います。
この店のチャーシューエッグ定食は980円。
この値段でおなかいっぱいになり“コスパ最高”との声が上がる一方、店側にも大きなメリットがあるのだといいます。
さと村食堂・里村光さん:
本当に焼くだけなので、下味がついているんです。調理の提供時間は早いので、回転率が早いお昼時間には出しやすい商品。
高いコスパとタイパで、客と店のどちらにとってもおいしいチャーシューエッグ人気は、今後も高まっていきそうです。
