8月28日、ウェーク島近海で発達中の熱帯低気圧が台風23号(バンラン)になりました。60年ぶり・歴代最多タイとなる8月10個目の台風発生です。
今年はかなり早いペースで台風が発生していて、台風23号としては統計史上2番目に早い発生です。8月までに23号まで発生するのも統計史上2回目です。
北上して日本には接近しない見込み
台風23号は、さほど東西には大きく移動せず、日本のはるか東を北上する予想となっています。日本列島に接近することはない見通しです。
近接した海域を北上する台風22号(アータウ)とは最も近づくタイミングでは500km以内まで接近する予想です。2つの台風間では「藤原の効果」が働き、はじめのうちは22号を追って北上したあと、22号の東側を回り込むように追い越す予想となっています。
現時点では目立った発達は予想されていませんが、強度の予測にはばらつきがあります。周辺海域を航行する船舶への影響は勢力次第となりそうです。
平年より早いペースで台風が発生
台風の発生は27日に発生した台風22号(アータウ)に続き2日連続で、8月10個めの台風発生です。
8月の台風発生数の平年値は5.7個と例年最も多くの台風が発生する時期ですが、今年は例年よりもかなり多くなっています。1カ月に10個の台風が発生するのは1966年8月以来で60年ぶりです。1951年以降、月に10個以上の台風が発生したのは過去2例のみで、今回が3回目です。
2026年は序盤からかなり早いペースで台風が発生していて、7月末までの累計でも平年より5つほど多くなっていました。今回の台風23号の発生の早さとしては、1951年からの統計史上2番目となっています。8月末までに23号まで発生したのは統計史上2回目です。
今年は台風が毎月発生
今年は1月から8月まで毎月台風が発生しています。1951年からの統計で、1月から8月まで毎月台風が発生したのは1965年、2015年と今年2026年の3回のみです。
秋にかけては日本への接近も増える時期ですので、台風対策・大雨対策を整えておくことが大切です。

