熊本地震の被災地で避難所の暑さ対策が課題となる中、佐賀県では避難所に指定されている小中学校の体育館や武道場のエアコン設置は1棟のみで設置率は全国最低。県はスポットクーラー設置費補助を検討している。
酷暑日に迫る危険な暑さ続く
九州北部地方では連日、酷暑日に迫る危険な暑さが続いている。佐賀県では8月25日、佐賀や白石で体温超えの38.5℃を観測した。

こうした中、佐賀県の公立小中学校では体育館のエアコン設置が極めて少ないことが明らかになった。
エアコン設置率 全国最低の0.4%
文部科学省の調査によると、佐賀県内で避難所に指定されている公立小中学校の体育館や武道場251棟のうち空調設備があるのは1棟のみで、設置率は0.4%と全国で最低となっている。

一方、熊本地震の被災地では避難所の暑さ対策が課題となっている。
こうした中、県は市立・町立の学校でスポットクーラーの設置を促そうと経費の補助を検討している。
「小中学校への設置は市町の役割」
県の担当者は、「あくまで応急的な対策で小中学校は市町の役割。本格的な整備には多額の経費と時間がかかるため市町が検討する後押しになれば」としている。

今回の補助には電源の工事費も含まれる見通しで、県は9月定例県議会に関連の補正予算案を提出する方針だ。

