県外産の牛肉を鹿児島県産と偽って販売したとして、水迫畜産の元取締役・水迫政輝容疑者(55)が逮捕・送検された事件で、不適正な表示があった牛肉の総額が7億円以上にのぼるとみて警察が捜査していることがわかった。ふるさと納税の返礼品として提供された分だけでなく、一般消費者向けに販売された商品も含まれており、偽装の規模は当初の想定を大きく上回る可能性がある。

逮捕の経緯と現在の捜査状況

水迫容疑者は、ふるさと納税の返礼品を提供する事業者に対し、県外産の牛肉を鹿児島県産と偽って納品し、約145万円をだまし取った疑いで逮捕・送検された。

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しかし、鹿児島地裁が勾留を認めなかったため、水迫容疑者は20日までに釈放されており、現在は任意での捜査が続いている。

7億円超の偽装、全容解明は困難も

捜査関係者によると、水迫畜産が行った不適正な表示は、ふるさと納税の返礼品と一般消費者向け販売品をあわせると総額7億円以上にのぼるとみられている。

ただし、この中には食品表示法違反の時効である3年を過ぎたものも多く含まれており、すべてについて摘発するのは困難な状況だという。警察と検察は、事件の全容解明に向けて引き続き捜査を進めている。

鹿児島県産牛肉のブランドへの信頼を揺るがすこの事件は、地域の畜産業全体にとっても深刻な影響を及ぼしかねない。今後の捜査の行方が注目される。

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鹿児島テレビ
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