北朝鮮メディアは、米韓合同の軍事演習について、朝鮮半島情勢が「再び戦争勃発の臨界点に達している」と批判し、対抗措置を改めて示唆しました。
19日の朝鮮中央通信は論評で、17日から始まったアメリカと韓国の合同軍事演習について、「危険な進化を繰り返していて、今回は実戦訓練に重点が置かれている」と指摘しました。
そのうえで、「朝鮮半島情勢は再び戦争勃発の『臨界点』に達している」と批判しました。
さらに、「主権と安全を侵害し脅かす敵は常に壊滅的な報復の標的となる」としたうえで、「敵の軍事的脅威を徹底的に無力化するための我々の自衛的権利の行使は、ますます明白な行動として表れるだろう」とけん制しました。
演習をめぐっては、トランプ大統領が「北朝鮮に不適切かつ敵対的なシグナルを送ることになる」として、縮小するよう国防総省に指示しています。
韓国メディアは、当初27日までの予定だった演習を21日までに大幅に短縮し、北朝鮮の反発が大きいとされる反撃作戦の訓練は行わないことが決まったと報じています。
北朝鮮の今回の論評では、こうした演習の縮小については触れていません。
