シリーズでお伝えしている「みやぶれ詐欺」。
熊本地震で被災した人たちのために全国で支援の輪が広がっています。
今回は被災地への義援金をだまし取ろうという詐欺の手口をみやぶれ!
熊本地震は8月18日で発生から3週間が経ちます。
8月17日午前8時現在、まだ約8400戸で断水が続き、3087人が避難しています。
地震の被災者を支えようと、北海道でも募金活動が広がっています。
一方で、その善意につけこんだ詐欺の手口が現れてきました。
「熊本の地震の募金をお願いしています」
8月3日、高知県内の住宅を男女2人が訪問。
「市役所から委託を受けています」などと説明し、募金を呼びかけました。
この家の住人が「市役所の何課ですか?」と尋ねると、2人は「ほかにも回らなければならないところがある」と言って立ち去りました。
7月30日、奈良県では住宅の固定電話に奈良市役所の職員を名乗る人物から「熊本地震の関係で、皿かタオル1枚でもいいので寄付してくれませんか。自宅まで受け取りに行きます」という電話がかかってきました。
北海道ではまだこうした手口は確認されていませんが…
「公的機関や震災支援団体をかたって義援金や支援金を名目に、現金や電子マネー 暗号資産をだまし取る手口が発生することが懸念される」(道警本部 生活安全部 渡辺諒警部)
「高齢者の自宅に(怪しい電話が)かかってきたと聞いたことがある」
特に気を付けたいのがSNSなどインターネットによる詐欺で、有名な企業や団体のサイトをかたる犯行グループが存在しています。
「実際にある団体の名前を使ったり活動の写真を利用したり巧妙にだましてくるサイトも確認されている」(渡辺警部)
みやぶるためのポイントは?
「サイトを見分けるのは非常に困難。注意すべき点は口座の名義人や口座番号を確認して、テレビや新聞で公表されているものと同一であるか確認が重要」(渡辺警部)
詐欺の犯行グループは、被災者を支えたいというあなたの善意につけこんできます。
熊本地震に関する詐欺は、道内では今のところ報告されていませんが、これまでも大きな災害のあとには、こうした詐欺がいくつも起こっていました。
8年前の胆振東部地震のときに道警が注意喚起のために紹介した実例が、次の2つです。
・市役所の職員を装い、家を訪問して募金を求めた
・公的機関のような名前をかたり「避難地確保のために寄付してください」と電話
2024年の能登半島地震では、関東地方であった事例として「地震の地域に送るものを集めている。きょうお宅を訪問していいですか」 という電話。訪問先の場所を特定するために、このような電話をしているのではないか、ということ。
少しでも怪しいと思ったら、警察相談電話#9110へ電話をしてください。
