オープンからわずか1年半ほどで、まさかの「再工事」です。
札幌市中央区役所などが入る複合庁舎の窓ガラスの木材シートが、至るところでめくれ上がっています。
何があったのでしょうか。
区役所や区民センターなどが入る札幌・中央区の複合庁舎。
よく見てみると、2025年に完成したばかりの建物に似つかわしくない足場が…。
何があったのでしょうか。
「こちら庁舎南側に目を向けてみますと、こちらから見える限り、設置されたシートの全てで、一部分がめくれ上がってしまっている」(木村洋太記者)
裂けるようにめくれているのは、窓ガラスの内側に貼り付けられた木材シートです。
庁舎の774か所あるほぼ全ての窓に貼られたシートがめくれていて、その数、なんと1500枚以上。
シートのつなぎ目が大きく離れています。
「はがれてるんですか これ」
「みっともないな これ」
「(複合庁舎は)公的な機関なので、ちゃんとしていた方が良かったのかなと思う」(いずれも市民)
めくれた原因は…「熱」です。
札幌市によりますと、直射日光などで窓ガラスの内側に、設置工事をした会社側の想定を上回る熱がこもり、シートが伸び縮みして、はがれました。
建物の老朽化で新区役所の庁舎が誕生したのは2025年2月。
約147億円を投じ、道産木材やレンガなど自然と調和した造りが売りの庁舎でしたが、わずか1年半ほどで驚きの姿に…。
「また、お金がかかるのではないか。これを直すと言ったらね」(市民)
今後、段階的に足場を設置し、ガラスを取り外しながら、新たな木目調のアルミ製の板が取り付けられます。
修理の費用は明らかになっていませんが、工事の会社側がすべて負担します。
この工事の影響は、市民生活にも。
市民に開放されてきた庁舎4階のテラスが2026年10月と11月、2027年6月と7月、合わせて4か月間、閉鎖されます。
改修工事は2027年8月末までと、1年ほどかかる見込みです。
ただ、区役所や区民センターなどの業務は通常通りです。
