夏の甲子園、熊本代表の有明高校がまた一つ勇気を届けてくれました。福島代表の東日本国際大昌平を逆転で破り、初出場でベスト8進出。後押しした応援団も17日朝早く、一時、熊本に戻ってきました。
【FNN取材団 伊藤 渚紗 記者】
「まだ薄暗い午前5時半前です。見事ベスト8進出を決めた有明高校の野球部(応援団)が甲子園から帰って来ました」
荒尾市の有明高校に到着したのは、甲子園のアルプスで声援を送った野球部員48人です。
16日の試合、有明は被災地に勇気を届ける全力プレーで甲子園と全国の野球ファンを沸かせました。
1点を追う8回、有明は1アウトから1番・永田(ながた)が圧巻のセーフティーバントで出塁。このあと、2アウト満塁となって、バッターは代打の廣沢。三遊間を破るタイムリーで2人の走者を迎え入れ、逆転に成功します。
(宇城市・小川防災拠点センターにて)
【FNN取材団 大日方 勇斗 記者】
「有明高校得点です。会場は大きな歓声に包まれています」
この回さらに2点を加えた有明。エース斉藤は8回・9回を三者凡退に切って取り、109球の完投勝利。3試合連続の逆転勝ちでベスト8進出を決めました。
【避難所にいる人】
「私たちも励みになる」
「うれしかった。逆転で勝ったから、逆転勝利じゃないと有明じゃないって感じ」
17日朝は部員4人で活動する吹奏楽部のメンバーも助っ人OB・OGや市民楽団などと一緒に戻り、3試合連続逆転勝ちの喜びをかみしめていました。
【有明高校 吹奏楽部の部員】
「選手にとっても夢の舞台だけれど、私たちにとっても大きな会場でできるのは夢の舞台なので、とてもありがたい」
有明はあすの準々決勝、第4試合で群馬代表の健大高崎と対戦します。応援団は17日夜、再び甲子園に向けて出発するということです。
