熊本地震の発生から7日目。
東京都内の防災コーナーではグッズの売り上げが2倍になるなど防災意識にも変化が出ています。
3日に「イット!」が取材したのは東京都内のホームセンター「DCM八王子みなみ野店」です。
店内の特設コーナーには、簡易トイレや給水タンクなどの防災・減災対策のグッズがずらりと並んでいました。
熊本地震を受け、防災意識にも変化が表れていました。
利用客からは「熊本地震でいつ地震が起きてもおかしくないと不安になって」といった声が聞かれました。
こちら店舗では、防災グッズの売れ行きが地震発生以降、約2倍に増加しているといいます。
DCM八王子みなみ野店 マヌエル・アールシェルさん:
まずはこちらの「防災セット」。こちらのバッグを持っていただければ、いざというときに持って避難ができるので、売り上げがすごく伸びています。
特に売れ行きが伸びているのが、非常食やポリタンク、雨具、ボディータオルなどがそろった防災セット。
利用客:
九州で地震があって、前から意識はあったが、さらに…見に来た。食料品ですね。最低限自分たちの家族の何日分かは絶対に揃えておかないと。
さらに、「つっ張り棒」など、家具などの転倒を防ぐためのグッズを購入する客も多いといいます。
利用客:
タンスとかが倒れないようにつっかえ棒。母のなんですけど、タンスが倒れてきたら危ない。ベッドにも近いので。
防災意識の高まりは全国各地でも。
長野市のホームセンターでも、防災グッズの売り上げが通常時の4倍近く増加。
地域防災の専門家は、家具の固定は「重要な地震対策」と話しています。
地域防災が専門 松本大学・入江さやか教授:
この20年間、前回の熊本地震を含めて、大きな地震でけがした人の3割~5割は家具でけがしている。(家具の固定は)すぐできる重要な地震対策。
3日、被災地・熊本市では初の酷暑日となる最高気温40.3度と、危険な暑さが続いています。
そうした夏場の避難を想定して、熱中症対策のための冷却グッズなどもそろえています。
また、いざという時のために備えておくと心強いのが非常用トイレだといいます。
地域防災が専門 松本大学・入江さやか教授:
なるべくトイレに行くのをやめよう。そのために水を飲むのをやめよう。ご飯を食べるのを少なくしようと思う人もいるが、すごく危険。断水中でもきれいに衛生的にトイレを使える備えも検討してほしい。
