被災地では厳しい状況が続いていますが、熊本・八代市の避難所で取材を続けている榎並大二郎キャスターが中継でお伝えします。

榎並大二郎キャスター:
こちらでも「電気が通って暑さがしのげるようになった」と、そして、飲料水もあって備蓄もあるということで、今必要としているのは「生活用水」と、家をなくしてしまった人は「これからの住まいです」というお答えが多かったです。
何か初動の命を守る段階から、今は元の暮らしにどう移っていくか、そんな段階に移りつつあるのを感じています。
取材中に親御さんにお話を聞いて、「子供がいつもどおりの様子なので、そこにほっとしています」という声がありました。
避難所でも「子供の声がするとほっとするんです」という他の方の声もあったんです。
それはとてもいいことだなと思いつつ、小学1年生の男の子に「今必要なものは何ですか?」と尋ねたところ、「水道の水と離乳食です」と答えたんです。自分のことではなくて、1歳の弟のことをおもんばかって、家族のことをおもんばかって、そんな話をされているのが印象的でした。
頼もしいなと思いつつも、どこか気を張っているところがないかなという思いもあって、子供のケアという所は今後、避難生活が長期化すると必要になってくると思いました。
また、「Wi‐Fiがつながらなくて夏休みの課題ができないんです」という中学3年生の受験生の女の子もいて、何か非日常の中でも日常に追われている、そんな姿もありました。

山崎夕貴キャスター:
今、なかなか日常が送れない中で本当に大変な避難生活ですが、どこかみんなも大変だからということで我慢してしまっているのかもしれないですね。そういった声を見逃さないためにサポートすることが大切になってきますね。

榎並大二郎キャスター:
本当に皆さん我慢されています。
先ほども、家が潰れてしまって避難されているというおばあさまがいたんですね。「ニュースを見てます」と声をかけていただいたんですが、その方も「現実だと思えなくて涙も出ないんです」と最初お話していたんです。
ただ、どんどん話していくと、当時いかにおつらかったか、それから、このおうちにどういう思いがあってとすごく吐露されていて、そのうちに目に涙をたくさん浮かべられて、お話になって、最後は「話を聞いてくれてありがとうございました」と言っていただいて。皆さん、抱え込まずに誰かに話してほしいなと思いました。本当にちょっとの線で、今その糸が切れそうになっている状況というのが被災地にありました。

<フジネットワーク サザエさん募金> 令和8年熊本地震被災地救援

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フジテレビ報道局が制作する夕方のニュース番組。毎週・月曜〜金曜日午後3時42分より放送中。榎並大二郎と山﨑夕貴、遠藤玲子が最新ニュースを丁寧にお伝えします。