Jリーグ参入13年目のシーズン開幕を間近に控えるJ3・福島ユナイテッドFC。
寺田周平監督体制3年目を迎え、「主導権を握る攻撃的サッカー」にさらなる磨きをかける中、今オフは課題だった守備の強化にも着手。指揮官も「今まで以上に守備を意識し、しっかり手応えを感じている。攻守でいい形になってきた」と確かな手応えを口にする。
そんなチームが掲げる悲願の「J2昇格」。その先導役として、今季初めてキャプテンに指名されたのが、FW樋口寛規(ひろき)選手(34)だ。
■11年目で初主将
チーム最古参の樋口選手は、昨シーズンもチームトップタイの10ゴールを記録するなど、福島の攻撃をけん引してきた“いぶし銀のゴールハンター”。
在籍11年目で意外にも初めて届いたキャプテンオファーに、樋口選手は「以前からこっちはやるつもりではいましたけど、別に特にオファーはなかったんで(笑)」と笑顔を見せつつも、「どんな時もJ2昇格という目標をぶらさずに、しっかりそこに向かってやっていくためにチームをまとめていきたい」と頼もしく意気込みを語る。
■あの髪型の秘密
そんな樋口選手といえば、ピッチのどこにいても一目で見つけられるインパクト抜群のアフロヘアがトレードマーク。
実はこの髪型、伝説的な元コロンビア代表の名選手「カルロス・バルデラマ」を意識したものなのだそう。「家族にも言わずに『美容院行ってくる』と出ていって、帰ってきたらこの髪型になっていた」というまさかの事前連絡なしスタイルでスタートしていた。
ちなみに、定規で髪の毛1本の長さを測ってみると…結果はピッタリ20センチ! 本人は「まだまだっすね、30センチはいきたかった」と話し、「皆さんもぜひ……仲間を増やしたいなと思っています」とファン・サポーターへの参加(?)も呼びかけた。
■そろそろウチの番
お茶目な素顔を見せてくれた樋口選手ですが、胸に秘める昇格への思いは誰よりも熱いものがある。
「J3で長くやってきた他のチームがどんどんJ2に上がっている。そろそろウチの番やと思っているので、なんとしてもJ2に上がりたい」
見た目以上の圧倒的な存在感とゴールで、今年こそ福島を悲願のJ2へと導いてくれるはずだ。
