FIFA(国際サッカー連盟)が、ワールドカップなどを運営する子会社の設立計画を撤回したことについて、UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)は1日、「サッカー界全体の勝利だ」とする声明を発表しました。
声明でUEFAは、この計画に反対したファンやクラブ、選手などの関係者に加え、「サッカーは売り物ではない」と訴えた各国の首脳らに感謝を表明しました。
そのうえで今回の計画について、密室で立案され、秘密裏に、性急に進められようとした不透明な取引だったと批判しました。
UEFAは撤回を「サッカー界全体の勝利だ」と歓迎し、計画に関わった責任者を明らかにし、説明責任を果たさせる必要があるとしたうえで、加盟協会やほかの大陸連盟と連携し、なぜこのような事態が起きたのかを徹底的に検証するとしています。
また、現在のFIFA執行部は、UEFAだけでなく、サッカー界の多くの関係者からも信頼を失っていると指摘しました。
UEFAは、インファンティーノ会長が2016年の会長選挙で、透明性を確保し、FIFAの資金をサッカーの発展のために使うと約束したにもかかわらず、そのいずれも果たしていないと批判しています。
