被災地では31日も厳しい暑さの中、後片付けに追われる被災者の姿がありました。
一部の自治体では災害ごみの受け入れも始まっています。
31日の各地の様子をまとめました。

(FNN取材団 中西 是登 記者)
「宇城市ではきょうから災害ごみの受け入れが始まり、午前中だけでこれだけの量が持ち込まれています」

震度7を観測した宇城市のクリーンセンター。
災害ごみの受け入れ場所には、暑さをしのぐためのパラソルが設置され、朝から多くの被災者が訪れて大切な思い出の品を運び込んでいました。

(宇城市松橋町の被災者)
「家の中の物が倒れてしまって、使えないから捨てられるうちに捨てとこうとなって。ずっと家にある家具だから思い出が詰まっているから、見たときに膝から崩れ落ちた」

猛暑の中の後片付けは住宅以外でも・・・

(FNN取材団 桜井福大 記者))
「こちらの回転寿司店、中に入ると停電していて暗い。外と暑さは変わりません。魚が腐った臭いが広がっています」

震度6強を観測した八代市の回転寿司店。停電で空調が途絶えた店内では、冷蔵庫内のすしネタの在庫を全て廃棄し、鼻をつく腐敗臭が漂います。

(じじや八代店 小林 智さん)
「ちょうど揚げたあとに地震がきた。その油を被らなくてよかった。海でみる波のように左右にザブンザブンと」

激しい揺れの被害は農産物にも及んでいます。ナシの名産地・氷川町の農園では、収穫が最盛期を迎えていた梨のほとんどが落下しました。

(フルーツガーデン虹色 吉村 郁哉さん)
「一生懸命育てて、お客さんにやっと届けられるというのがあったのに、全部落ちた状態で何とも言えない」

落下したナシは果物として販売できません。無傷のナシはアイスクリームなどに加工して、販売する予定ですが、ネット通販などで予約してくれた購入客へのキャンセル作業にも追われています。

【前田 美沙希 記者】
「八代港です。アスファルトの地面が割れ、泥のようなものが吹き出しているのが分かります」

液状化も発生しています。熊本県によりますと、八代港で液状化などが発生し、国土交通省や県が規模を調査しているということです。このほか、県営八代運動公園一帯でも30カ所近くで液状化が発生しています。

(利用客)
「断水しているので、風呂が開いていると聞いて駆け付けました。やっぱり最高です」

一方、県内各地で断水が起きている中、3日ぶりに疲れを癒す姿も。宇城市美里町の温泉施設では建物が被災し、31日から営業を再開。31日と8月1日の2日間は通常料金の半額で利用できるということです。

テレビ熊本
テレビ熊本

熊本の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。