熊本での地震について、東北大学災害科学国際研究所が報告会を開き、「10年前の熊本地震と一連の地殻活動と捉えられる」との見解を示しました。

報告会で、地震に詳しい福島洋教授は「10年前の熊本地震発生後、周辺には地震活動が『活発なエリア』と『落ち着いたエリア』があり、今回の地震はその『活発なエリア』で発生したことから“一連の地殻活動と捉えられる”」と説明しました。

また、人工衛星を活用した解析によって、今回の地震の震源とされる『日奈久断層帯』の北西側で地盤が数十センチほど沈下や隆起したほか、最大1メートルほど東の方向にずれ動いたことが確認されたということです。

加えて、携帯電話の位置情報データを分析した結果、震度5弱以上の場所に滞在していた推計人数は、およそ13万4000人で、このうち4分の1にあたる3万3000人が、震度7観測エリアにいたことも報告されました。

東北大学災害科学国際研究所 越村俊一所長
「私たちが今できることは、あらゆる方法でデータ情報を収集して、地震のメカニズム、揺れや地殻変動状況の理解、データに基づく被災地の被害に関する状況の分析。少しでも地域の方々、現場で対応活動している皆さまへの有用な情報になれば」

仙台放送
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