熊本県では、厳しい暑さの中、地震からの復旧作業が続いています。夏場の災害への備えに必要なこととは。防災士に聞きました。
話を聞いたのは、宮崎県防災士ネットワーク宮崎支部の伊藤照夫支部長です。
(森山裕香子記者)
「夏のこの時期に、非常持ち出し袋の中に入れておくべきものを教えてください」
(宮崎県防災士ネットワーク宮崎支部 伊藤照夫支部長)
「これはタオルだが、水につけて振り回すと冷たくなる。首に巻いたり、脇の下に入れたり、こういう形で活用できる。扇風機も有効かもしれない。ただ、充電式なので、切れた時のために必ずバッテリーも入れておいた方が良い」
他にも、熱中症対策のために、経口補水液や塩分タブレットなどを入れておくことが重要です。また、停電に備え蓄電池の購入をはじめ、車も活用してほしいと話します。
(宮崎県防災士ネットワーク宮崎支部 伊藤照夫支部長)
「氷は日頃から多めに作っておく。停電した時に、かなり有効に活用できる。車のエンジンをかけることによって、電気を供給することができるので、活用して電気的なグッズを充電する」
熊本県内では、午後3時時点で、およそ1万9000戸で停電が続き、車中泊を余儀なくされている被災者も多くいます。車中泊の場合は、エコノミークラス症候群に注意が必要です。
(宮崎県防災士ネットワーク宮崎支部 伊藤照夫支部長)
「一定時間が経ったら車から1回出て、体を動かして、血液の流れを良くすることが重要」
また、夏休みは子供がひとりで自宅にいることもあるため、改めて家族全員で避難場所や外出先のハザードマップを確認しておくことが重要だと言います。
(宮崎県防災士ネットワーク宮崎支部 伊藤照夫支部長)
「集まる場所を決めておく。非常持ち出し袋がどこにあるのかを共有しておく、備蓄品はどういうものがあって、どこにあるのかを家族全体が共有しておくのが、非常に重要」
伊藤さんは、「地震の備えは発生してからでは遅い。非常持ち出し袋の中身や、自宅の備えを見直してほしい」としています。
