連日続く猛暑や雨不足は、農家にも大きな影響を及ぼしています。宮崎市のミカン農家では、果実の日焼けを防ぎ、出荷できなくなるミカンを減らそうと、対策を行っています。

連日続く強い日差しは、農作物にも影響を及ぼしています。

(江川琴実記者)
「ミカンが日焼けしてしまうと、皮の表面の色が変化するだけでなく、押してみるととても固い状態になってしまい、出荷できなくなってしまうということです」

農家を悩ますミカンの日焼け。JAみやざき中央地区本部では、被害を減らそうと試験的にある対策を行っています。宮崎市高岡町のミカン畑。ここでは9月上旬から出荷される温州みかん「日南1号」を栽培しています。ただミカンの木を見ると、雪が降ったかのように白くなっています。

(ミカン農家 小窪聖也さん)
「白いカルシウム剤を上から散布して、物理的に日焼けを予防することで日焼け対策を行っています」

こちらの農園では、今年からホワイトコートと呼ばれる白色のカルシウム剤を使って果実の表面を覆い、夏の強い日差しを反射させ日焼けを防ぐ対策をとっています。去年までは果実一つ一つにテープを貼って日焼けを防いでいたそうです。

(小窪聖也さん)
「(カルシウム剤の散布だと)1個1個テープを貼るわけではないので、時間なり人間の労力的には、省力化されたんじゃないかなと思っています」

カルシウム剤によって作業は軽減されましたが、今年は7月13日の梅雨明け以降雨が降らず、水不足も深刻です。

(小窪聖也さん)
「人力で水を撒いている状態です。これがもし水を撒いてなかったら、葉っぱがだらんとなって枯れるんじゃないかと心配される状況ですね」

猛烈な暑さと雨不足、厳しい環境の中で生産者は対策を模索する日々が続きます。カルシウム剤は、果実の表面に直接散布できるものとして農林水産省の農薬登録を取得しています。
雨などが降ると白い粉は薄くなりますが、見た目にも影響が残るため、最終的にはJAの選果場で洗浄したうえで出荷されるということです。

テレビ宮崎
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