静岡で2026年初めて猛暑日となるなど、静岡県内は7月30日も各地で気温が上がりました。熱中症対策が不可欠となっている中、救命救急の現場を取材しました。

森山萌花アナウンサー:
正午前の静岡市内です。手元の温度計は36.7℃。猛暑日を差しています。帽子を被っていても、強い日差しがじりじりと照り付け、立っているだけで汗が噴き出てきます

30日も高気圧に覆われた県内。各地で気温があがり、最高気温は浜松で体温超えの37.7℃を観測したほか静岡も35.1℃となり、2026年初めて猛暑日となりました。

50代女性:
暑い!今まで涼しかったのに急に暑くなり、もう体が…。1度、熱中症になりました。もう(暑さは)いらない。全然いらない

60代男性:
暑いですね、肌が痛い。ピリピリして

厳しい暑さで警戒が必要なのが熱中症です。

30日午後3時半時点で、熱中症とみられる症状で24人が救急搬送されています。

熱中症警戒アラートが毎日発表されていた7月26日までの1週間に救急搬送されたのは545人。前の週の2倍近くに上ります。

また、救急搬送された人の約4割が75歳以上でした。

看護師:
手をグーパーすることできますか

7月27日、駿河区の静岡済生会総合病院に救急搬送されてきた90代の女性。

看護師:
今暑いですか?暑くない?どこか痛いですか?頭痛いとかありますか?

女性は普段夕方に散歩をしているといいますが、この日はその時間帯が雨予報だったため午前中に変更。友人と散歩していたところ、座り込んでしまったということです。

看護師:
ボーっとする感じはありますか?頭痛い?

体温がそれほど高くはなっていないことなどから、重症ではないもののだるさが続くため「中等症」と診断されました。

命を落とす危険もある熱中症。救急の専門医は体調に異変を感じたら、まずは“休む”ことが必要だといいます。

静岡済生会総合病院 救命救急科・村松寛惟 医長:
だるさとか頭痛・気持ち悪いなどの症状があり、なおかつ「暑い環境で作業した」「外を長い時間歩いた」などがあれば、熱中症じゃないかなと意識してもらった方がいいかなと。そのまま暑い環境にいると重症になる可能性もあるので、気を付けてもらった方がいい

特に高齢者は熱を逃がす機能が落ち熱中症になりやすく、予防と対策が重要だと語ります。

静岡済生会総合病院 救命救急科・村松寛惟 医長:
今まで熱中症になったことのない人もいると思いますが、いつ(熱中症に)なってもおかしくない環境なので、早めの水分補給やクーラーを使った暑さ対策、体調が少しでも悪いと思ったら休み、重症化するとばかにならない怖い病気なので予防と対策が何より重要

例年、8月も7月と同じように多い熱中症による救急搬送。まだまだ警戒が必要です。

テレビ静岡
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