熊本地震の発生から丸2日が経過しました。
この地震による死者は関連を調査中の人を含めて34人に上っています。
上空から撮影した映像から、被害の大きさが分かってきました。
倒壊した住宅の屋根の上で行われた緊迫の救助活動。
現場は、熊本地震で震度6強を観測した熊本・八代市。
ベトナム国営メディアなどによりますと、地震直後、特定技能で来日しているベトナム人5人が倒壊した住宅を発見。
この家に1人暮らしをしていて、取り残されてしまった高齢女性の救助に当たりました。
救助用の機材がない中、5人は素手で瓦などを撤去。
のこぎりなども使って障害物を取り除き、地元住民と協力して女性を無事に助け出しました。
熊本地震は発生から丸2日が経過。
八代市では30日正午前、地震で倒壊し住民が生き埋めになったとみられていた住宅の救助活動に動きがあり、住人の方が見つかったのか、住宅の周りにブルーシートがかけられていました。
この地震での死者は、関連の調査中を含めて午後3時時点で34人に上っています。
震度6強を観測した熊本市南区では、道路脇から激しい水しぶきが上がっていました。
30日、その場所を見てみると、本来は用水路の壁についているコケ藻のようなものが道路まであふれ出ていました。
現場は大きな水路。
今回の地震での横揺れがいかにすさまじかったかが分かります。
震源に近い南九州道の八代JCT付近をドローンで上空から見ると、地震でずれた断層とみられる亀裂が地面の上に一直線となって現れていました。
夏休み中の中学生は塾の帰宅途中に地震に遭遇。
塾の帰宅途中に地震に遭った中学生は「怖かったです。みんなで固まった。しゃがみこんで頭隠して」と話していました。
そして、被災地を襲うのが連日の危険な暑さ。
各地で断水が続くなど水不足が深刻になっています。
子供:
水が出ないから顔とかも洗えないし、手も洗えないから嫌だなと思った。
約1万8000戸で断水が続く八代市では、給水を待つ長蛇の列に給水車の水が足りなくなり、給水タンクの補充をして再び戻ってきました。
給水車の帰還に笑顔の住民から拍手が湧きました。
深刻な水不足で思わぬ事態も起きました。
熊本・宇城市で住宅火災が発生しましたが、ホースから出る水の勢いが弱まり、尽きてしまう場面も。
断水の影響で消火活動が難航しています。
爆発事故が起きたイオンモール熊本では30日、新たに2人の死亡が確認され、死者は合わせて7人となりました。
警察は、30日の捜索の映像を公開。
一面がれきの山となったモール内で警察犬による捜索が続いていました。
震度6強を観測した八代市では、建物が倒壊して道をふさいでしまっていたり、川の中に落ちてしまったりしていました。
自宅で被災し、友人のもとに避難しているという女性は、地震から時間が経つごとに自宅の様子に変化が起きているといいます。
女性:
確実に崩れています。向こう側に、上の方に崩れている。
倒壊を免れた自宅が、度重なる余震の影響で崩れつつあるというのです。
女性:
柱がゆがんで、きのうよりも一段と下がっています。もうそろそろ倒壊するであろうぐらい柱が弱い。
