27日も各地で天気が急変しています。

連日のように列島を襲うゲリラ雷雨。
その被害は、旬の味覚にも広がっています。

収穫時期を迎えた畑を取材すると、深刻な実態が明らかになりました。

大分・日田市で27日、九州では観測史上初めて40度以上の酷暑日となりました。

街では、日傘に帽子、フェイスカバーにアームカバー、さらにハンディーファンも手にした暑さ対策フル装備の人の姿も見られました。

この猛暑に加え、列島各地でゲリラ雷雨が発生。

東京・青梅市では午後3時半ごろ、黒い雨雲が空に広がり、激しい雨が降り出しました。

山梨・甲府市では、大粒の雨が車の屋根をたたき、テラスにある犬小屋の中では犬たちがじっとしながら雨がやむのを待っていました。

笛吹市では、雨と風が非常に強まりました。

27日は全国の広い範囲で発雷確率が高い状態となり、宮崎・小林市ではひょうが降りました。

ひょうは、アスファルトの上の水たまりに降り注ぎ、至るところで水しぶきが上がっていました。

梅雨前線の影響などで、26日から27日にかけて大雨となった新潟市では、中心市街地の道路が冠水し、川のようになった車道を波を立てて車が走行。
新潟駅前のエリアも広く冠水しました。

冠水したエリアの飲食店では入り口まで浸水。
店の前の道路を車が通るたびに波が押し寄せ、ドアを両手で押さえていても水圧でドアが開き、水が店内に入ってきていました。

26日、大人のひざくらいの高さまで浸水していた飲食店。
水が引いた店内では27日、片付け作業に追われていました。

NAKAMA・澤渡和輝さん:
この辺まで(水は)来たんじゃないですかね。もう全部冷蔵庫、こっちも冷蔵庫、あと製氷機、電源切れてる状態で。(損害は)3万~4万円とかいくかな、肉だけで。

豪雨の被害は、旬を迎えたフルーツにも及んでいます。

27日に「イット!」が取材した山梨県内の桃農園では、収穫間近の桃が地面に落ちてしまっていました。

ふりや農園・降矢隆さん:
今一番大きくなる時期だから、その時に風や雨が降るとうまくない。一年に一回しか採れないから、野菜みたいに毎日採れるわけじゃないから、一年に一回で収穫がパーですからね。

収穫直前の桃を襲ったのは、猛烈なゲリラ雷雨です。

山梨県内は25日、大気の状態が非常に不安定になり、レベル4の土砂災害危険警報が出された笛吹市では1時間に約110mmの大雨が降りました。

その記録的な雨と風によって桃の木の枝が折れ、実が落ちてしまったといいます。

ふりや農園・降矢隆さん:
(Q. 楽しみの時期ではあった?)楽しいんだか苦しいんだかよくわかんないけど、熟す間際が一番落ちやすい。採り際(収穫直前)が一番やばい。

25日のゲリラ雷雨による被害は、収穫直前の桃の約1割から2割に及んだといいます。

28日は東京都心を含め、関東では広く大雨になる恐れがあり、最新の情報に注意が必要です。