お盆休みにあわせ、JR東海が東海道新幹線で初めてとなる“夜行列車”を運行しました。1日限りの特別運行で、乗車代金のみで移動と宿泊ができると人気を集めました。
■新幹線でお泊まり…1夜限りの「夜行新幹線」
8日午後10時前の東京駅。乗客らが乗り込んだのは、JR東海初の夜行新幹線「東海道ルミエールエクスプレス」です。
乗客ら:
「枕とか色々グッズを持ってきました。快適に過ごせるように」
「新幹線で泊まるのは普段できない経験なので、少しワクワクしています」

午後10時台に東京、品川、新横浜駅からそれぞれ乗車すると、日付が変わるころ、列車は岐阜羽島駅に到着しました。ここでおよそ6時間停車して、乗客らは車内で1泊します。
岐阜羽島駅では、改札の外には出られないものの、到着後と発車前の30分間、駅構内の自動販売機や喫煙所を利用できます。

座席はゆったり使えるよう窓側のみで、女性専用車両も設けられました。乗客らは顔パックをしたり、記念撮影をしたり、座席を倒して寝たりと、思い思いに過ごしました。
■宿泊もできてお得…チケットは2日で完売
9日午前7時前、始発の到着よりも1時間余り早く、京都や新大阪駅に到着しました。
乗客ら:
「思ったよりは快適に過ごせて、すてきな夜でした」
「早い時間に目的地に行けたり、夜遅い時間まで滞在できたりするのは、すごく良いことかなと思う」

ホテルなどの宿泊費が高騰する中、1万5000円の乗車代のみで移動と宿泊が同時にできると人気を集め、チケットは2日で完売したということです。
この“夜行新幹線”は1日限りの特別運行でしたが、JR東海は「今回の利用状況を踏まえて、今後の運用を検討する」としています。

