連日厳しい暑さが続くなか、SNS映えしそうな涼しげな富山の「青い」スイーツが注目を集めている。県内の3店舗を巡った。

富山湾と立山連峰を「食べる」 氷見の「氷プリン」

この記事の画像(18枚)

最初に訪れたのは、氷見市のひみ番屋街。氷見のおみやげとしても人気の「ひみぷりん」で見つけたのが「氷プリン」だ。

「富山湾をイマージした氷プリンです」と小橋芳美店長。自家製のなめらかなプリンの上には、氷見の海の青さを表現した青いジュレが乗っている。

さらに、プリンには細かく砕いた氷砂糖が付属している。食べる前に上からかけることで、富山湾越しに望む残雪の立山連峰のように見える仕掛けだ。

「夏場は立山連峰が少し見えにくいですけども、これで立山をイメージしてもらって食べてもらうのがどうかなと思います」と小橋店長は話す。

万葉の恋歌と雨晴の絶景 高岡の老舗が贈る「青い琥珀糖」

次に向かったのは、高岡市の老舗和菓子店・志乃原。銘菓「江出の月」で知られるこの店が手がける青と白の琥珀糖「背子」は、万葉集の甘く切ない恋の歌を題材に、誰かを想う気持ちを表した和菓子だ。

篠原誠一社長は「雨晴から見える、青い空、青い海を表しています」と語る。高岡が誇る絶景、雨晴海岸から望む立山連峰と白い雲を表現した。

「青い琥珀糖にはブルーキュラソー(柑橘系リキュール)とシトラスを使って、ちょっと清涼感のあるお菓子に仕上げてあります。富山の素晴らしい景色を県外の人に伝える小さな手土産として活用してほしい」と篠原社長は言う。

なお、同店では全国菓子博で農林水産大臣賞を受賞した「瑞玉」も、夏にぴったりな青い和菓子として並んでいる。

「外は普通だけど、中が青い!」 放生若狭屋の仕掛けが面白い

青いスイーツ探しの最後に訪れたのは、放生若狭屋富山店。黒岩亮二店長が紹介してくれたのは、店の名物のかりんとうまんじゅうだった。

「こちらが、この夏の放生若狭屋の青いスイーツ、かりんとうまんじゅうです」と黒岩店長。ひと口かじると中から鮮やかな青いあんこが現れ、口の中にサイダーの爽やかな風味が広がった。お店の看板メニューに、期間限定で加わった「サイダー味」だ。

あんこの甘さにサイダーの爽やかさが加わり、夏らしいすっきりした味わい。まんじゅうとサイダーというなかなか見ない組み合わせだが、食べてみると違和感はない。

「暑い夏に、青いあんこで爽やかさを届け、楽しみながらかりんとうまんじゅうを食べてもらいたいと思って、夏にぴったりなサイダー風味を作りました」と黒岩店長は話す。

夏限定の「水まんじゅうサイダー味」も見逃せない。冷たい水まんじゅうとサイダーの涼しさが合わさって、こちらも爽やかな一品だ。

「まだまだ暑くなりますが、うちのお菓子で爽やかさと、見た目も楽しんでいただいて、笑いながらみんなで夏を過ごしてほしいですね」と黒岩店長は締めくくった。

見た目だけでなく味も爽やかで、涼しく感じられる青いスイーツ。富山各地をめぐって、試してみては。

(富山テレビ放送)

富山テレビ
富山テレビ

富山の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。