JR芸備線の一部区間の存廃を話し合う再構築協議会で、先月から実施している沿線バスの実証事業について、利用者数が伸び悩んでいることが明らかになりました。
JR芸備線の備後庄原駅と備中神代駅の間の存廃を話し合う再構築協議会では、先月から実証事業として行っている沿線バスの利用状況の速報値が示されました。
その中で、庄原市内を運行するバスについて、1便当たりの利用者が1人以下に留まっていると報告されました。
利用する高校生に対する調査では、学校前までバスでアクセスできるなど、バス停の利便性について肯定的な意見が多い一方、乗り心地や通学時間については意見が分かれているということです。
【広島県 山根健嗣 副知事】
「ちょっと(利用者が)少ない部分があるのでなぜそうなのか、理由をきいて整理していただきたい」
また、去年から実施していた鉄道の増便や誘客などの実証事業の最終評価については、事業を恒久化した場合に年間の費用が8億3000万円かかる一方、経済効果は4億1000万円で費用の半分程度にとどまると総括しました。
協議会は今後、11月に再構築方針の骨子案を提示する予定です。
