中東情勢の悪化により原油やナフサの供給に不安が広がるなか、期待の新たなリサイクル技術が発表されました。
プラスチックの新たなリサイクル技術を開発したのは、化学メーカーの「レゾナック」です。
この新技術では、廃棄されたプラスチックからエチレンやプロピレンなど、プラスチック原料となる基礎化学原料を直接取り出し、ビニールや衣服など様々なプラスチック製品に再生することが可能です。
従来の技術では、プラスチック原料への再生に「油化」という一度油にする工程を挟みますが、それを省くことでのコスト削減も期待されます。
現在、国内で回収される使用済みプラスチックのうち、化学原料にリサイクルされる割合はわずか2%ですが、新技術では難しいとされてきた雑多な成分が混じったプラスチックも再生可能になります。
レゾナック CTO 共創の舞台 カーボンリサイクルグループ・手塚記庸グループリーダー:
国内で出てくる炭素資源を有効活用することで、海外に依存したナフサの使用量を少しでも減らしていきたい。
2030年代半ばの事業化を目指しているということで、廃プラを「都市油田」とする夢の未来をめざしています。
