唐津市の厳木川で遊んでいた男子中学生が死亡した事故から15日で1カ月です。これから水遊びをする機会も増えていく中、どんなことに注意をすべきなのか専門家に話を聞きました。

【鈴木アナウンサーリポート】
「唐津市相知町の水難事故があった厳木川です。一部で白波が立ち流れが速くなっているのが分かります」

6月15日に厳木川で起きた水難事故。
川で遊んでいた中学生6人のうち、1人が溺れて死亡しました。
事故が起きた厳木川はどんな川なのか地元の人に聞きました。

【地元の人】
「遊んでいるというか座ってしゃべっているのは見かけたことがある」
「増水していないときは石ころがいっぱい出ている。子供とかお年寄りとか孫連れて遊ぶとかはよく見かける」

遊ぶ人を見かけるのは珍しくないという厳木川。
しかし、急に深くなる場所があるとも話します。

【地元の人】
「深いところは結構ある」
「足をつけたら踏ん張れないズルズルといく」

【鈴木悠斗】
「地元の人によるとこちらの川岸で石を投げて遊んでいた人も見かけたということですが今はそういった方の姿は見られません」

そして、男子中学生はこちらの川岸から5メートル離れた場所で救出されました。
深さは2メートルあったということです。
事故があった場所は平山川との合流地点で水深が3メートル以上になる場所もあるということです。
警察は、急に深くなる所で足を取られた可能性があるとして溺れた原因や当時の状況を調べています。
また、現場付近は、「人が集まる場所」という理由から今年2月に注意喚起を促す看板が設置されたばかりで、看板設置後、初めての夏でした。
これから夏のレジャーシーズンが本格化する中、専門家は、「深くなる前兆を見逃さないことが重要」と話します。

【水難学会 斎藤秀俊理事】
「例えばもう腰のあたりぐらいまで入ったら、次の一歩はもう急に首ぐらいまでくるとか、もう1つは腰ぐらいまで入ったらば簡単に流されるとか、膝下までの水深のところで水遊びを楽しんでいただければ」

VTRでもありましたが、水難学会の斎藤理事によりますと川や海で安全に遊べる深さは、「膝下まで」ということです。

【キャスター】
私もプールの救助のアルバイトをしていた。数十センチでも人は流されます。大人は子供から目を離さないことが大事ですね。

【鈴木悠斗】
また斎藤理事は、もし溺れている人を見つけた場合、助けようと思って水に入ることはしないようにと話していました。
図のように溺れている人がいる場所は、足がつかない場所です。
深さがわからないので図のようにあとから助けに行く人も足がつかずに事故に巻き込まれるケースがあります。
仮に溺れている人を見つけた場合、すぐに119番通報をする溺れている人が浮いている場合は、空のペットボトルを投げることをしてほしいということです。
では、もし自分が溺れた場合は、どのように対処するのか映像をご覧ください。
斎藤理事によると、溺れた場合、当然焦るんですが、力を抜いて仰向けで浮く。
仮にペットボトルが投げられた場合は、軽くにぎって浮力も利用すると良いということでした。
自分は溺れないと過信しないこと、万が一、溺れた場合はどうするかイメージしておくことが大事だと思います。
ここまで夏のレジャーシーズンを迎え水遊びで気をつけることをお伝えしました。

サガテレビ
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