鄙びた温泉街、迷路のような路地、静かにたたずむ木造駅舎…。
一度も来たことはないのに、なぜか懐かしく心惹かれる。
そんな、郷愁溢れる風景を求めて旅する「一人旅研究会」こと栗原悠人さん。
栗原さんが全国各地でカメラに収めた心揺さぶるシーンをお届けする。
写真・文=栗原悠人
日本全国、町歩きをしているとよく出会うのが猫 。
どこからともなく現れて、気づけばこちらに近づいてくる。
路地の写真を撮るのに夢中になっていたら、いつの間にか猫に周りを囲まれていた、なんてこともあった。
時には、猫と一緒に町歩きをすることもある。
私はいつも一人で旅しているけれども、この時だけは人気者になった気分だ。
そんな癒されながらの旅も良いものだ。
階段と猫
■岡山県倉敷市下津井田之浦
ぱしゃぱしゃ撮っていたらタイミングが偶然合って、重力の働き方が違う忍者のような猫が撮れた。 町歩き中、ついてきてくれた猫。
■兵庫県神戸市長田区堀切町
階段だらけの町にて。近づくと階段脇の側溝に身を隠した。植木鉢が沢山あるのでかくれんぼも楽しそう。
塀と猫
■広島県尾道市
町歩き好きが多く訪れる尾道にもいた。塀の色と同化して、猫探しにちょうどよさそうな写真だ。
■広島県尾道市
こちらを向いてポーズをとってくれた黒猫ちゃん。その姿は、さながらモデルさんのようだった。
■山口県長門市油谷川尻
猫はこちらの様子を伺う時、こちらをガン見してくるので撮りやすい。お互いにガン見しあってた。
