富山県射水市は、能登半島地震によって液状化被害が出た地区で、対策の本工事を行うことを決めました。
実証実験射水市の港町地区は、2024年の能登半島地震による液状化で、およそ2.4ヘクタールの範囲で、住宅が傾くなどの被害が出ました。
市は再発防止策として、地下に入れた管で水を集め、ポンプで排水し、地盤を固くする「地下水位低下工法」を検討。
去年12月から今年5月まで実証実験を行って効果があることを確認しました。
そして、9日までに、対象となる2つの自治会からの同意書が提出されたことから、市は本工事を行うことを決めました。
県内では、5つの市が地下水位低下工法を検討していて、本工事が決定したのは、県内で射水市が初めてです。
対象エリアのほとんどを占める古新町西部自治会の佐竹正会長は、「住民のために早く工事を進めてほしい」としています。
工事費用や設備の維持費に住民負担はなく、来年3月末ごろに着工、およそ3年で工事が完了する見通しです。
