2027年に開催される「宮崎国スポ・障スポ」に向けて、地元宮崎の期待を背負う中学生スイマーがいる。背泳ぎを得意とする中学3年生の古屋敷優有選手だ。2025年には出場したすべての全国大会で入賞を果たし、2026年3月には国際大会へ出場するなど、着実に実力を伸ばしている。将来のオリンピック出場を夢見る若き才能の、現在地と決意を追った。
全国入賞を重ねる新星
「お母さんが作ったハンバーグが好き」と話す古屋敷優有(ふるやしき・ゆあ)選手。

あどけなさが残る中学3年生だ。
しかし、ひとたびプールに入ればその表情は一変する。

3歳から競技を始めた古屋敷選手は、2025年に出場したすべての全国大会で入賞を果たすという快挙を成し遂げた。

2026年3月にはシンガポールで開催された国際大会への出場も果たすなど、次世代を担うスイマーとして注目を集めている。

そんな古屋敷選手の夢は、日本代表になり、オリンピックに出場することだ。
推進力を生む独自の蹴り
古屋敷選手は練習拠点であるパーソルアクアパーク宮崎で、週6日の猛練習に励んでいる。現在、最も注力しているのが「キック」の強化だ。

指導にあたる西日本スイミングクラブ祇園の中本慎一コーチと共に磨きをかけてきたのは、一般的な水を叩くようなキックではなく、足の甲で水を押すようにして進む独自の蹴り方だ。
この技術により、水しぶきを最小限に抑えながら強固な推進力を生み出すことが可能となる。古屋敷選手は、1回の蹴りで最も効率よく前進できる角度を常に意識し、自らの泳ぎを進化させてきた。

古屋敷優有選手:
身についてきている。「進んでいる」という感じ。

中本慎一コーチは、古屋敷選手の成長について「キックが効いているときは非常に良い泳ぎをする。真面目に練習に取り組む姿勢が、今の伸びにつながっている」と高く評価している。
地元開催の舞台で躍動を
この日の練習でも、約7キロの距離をほぼ休息なしで泳ぎ切った。その視線の先にあるのは、2027年9月17日から開催される宮崎国スポだ。

古屋敷優有選手:
自分が住んでいる所で全国から集まって開かれるから、周りを圧巻するような泳ぎを見せたい。同い年のライバルに負けないように、表彰台に登ってしっかり貢献していきたい。
特別な思いで目指す宮崎での大舞台。

古屋敷優有選手:
私にとって宮崎国スポは、成長した姿をたくさんの人に届ける大会です。
若きスイマーの挑戦は、2027年の開催に向けてさらに加速していく。
(テレビ宮崎)
