昭和を代表する日本画家の一人・東山魁夷の作品約70点を展示する企画展が、愛媛県砥部町のギャラリーで11日からスタートします。
大晦日にしんしんと雪が降る京都のまち。そして千葉の鹿野山からの眺めを描き、日本政府に買い上げられたという代表的な一枚も。
描いたのは、風景画で国民的画家として知られ文化勲章も受賞した東山魁夷。昭和を代表する日本画家の一人です。
砥部町のギャラリー「彩美画廊」は、死後27年が経っても高い人気を誇る魁夷の作品を楽しんでもらおうと企画展を開き、版画を中心に約70点を展示しています。
彩美画廊・大北良彦社長:
「『東山ブルー』といわれる青を使った作品。白馬は、東山魁夷の心の祈りだと本人が言っていて、戦後の復興や平和に対する思い」
魁夷の作品の特徴の一つが「東山ブルー」。群青や緑青といった伝統的な岩絵具を塗り重ねることで、神秘的で独特な青を生み出しています。
ただ「魁夷らしさ」は「青」だけではありません。
大北社長:
「木を描くときは一般的に高い上の葉を描くものだが、あえて根っこ。植物としての一番の力強さがありますよね。東山魁夷の魅力。今回なにせ70点集めましたので、こういうのも東山魁夷なんだという作品を楽しめるのではないか」
「東山魁夷展」は、11日から20日まで開かれます。
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