愛媛県警の警察官が車を運転して一般道を時速約160キロで走り、信号無視を繰り返したとして減給処分を10日までに受けました。上司3人が異動になっています。
減給100分の10(6カ月)の処分を受けたのは、松山西警察署に勤務する巡査の男です。
県警監察官室によりますと、巡査の男は今年4月上旬の午前0時20分頃にプライベートで車を運転中、愛媛県内の一般道で信号無視を2回繰り返したほか、制限速度50キロの道路を約160キロで走行したとしています。
動機は「早く自宅に帰ろうと思いアクセルを踏み込んだ。信号に引っかかりそうになり信号無視をした」と説明していて、深く反省しているということです。
当時は同僚の巡査2人が別の車で同行し、スピード超過しながら巡査の男の車と走行していたとしています。
約160キロで走行したとされる巡査の男は6月25日に減給処分を受け、道路交通法違反の疑いで書類送検されたほか、同僚の2人は危険な運転を止めなかったとして本部長注意の処分を受けました。
このスピード違反などを巡っては、約160キロで走った車を警察が見つけて追跡して見失い、コンビニの駐車場で発見され男性を職務質問したものの検挙が見送られていたとしています。
巡査が所属する松山西警察署の警部は、事案を把握したものの「証拠が不十分で検挙は困難」と判断。県警本部の担当部に相談せず、上司の警視2人も監察官室に報告していませんでした。
県警はこの対応が不適切だったとして警視1人を本部長注意、警視と警部を所属長注意にしました。
監察官室は「もみ消しではなく誤った判断だった」と説明したうえで、「職務倫理教養を徹底し、再発防止に努める」としています。
この事案を受け、松山西警察署では「適材適所」を理由に署長と副署長、交通課長が異動になっています。
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