長崎の被爆者4団体のひとつ、県被爆者手帳友の会は、6月25日定期総会を開き、会員数が全盛期の約100分の1に減少していることを報告しました。
長崎市で開かれた県被爆者手帳友の会の定期総会には、被爆者など、約20人が出席しました。
ピーク時の会員数は約5万人いましたが被爆者の高齢化にともない、減少の一途をたどっています。
7月1日に102歳になった中村キクヨさんは、1967年の結成当初からの会員です。
中村キクヨさん(102)
「友の会とともに、平和運動をこの先もずっと続けていくことをお願いします」
総会では、会員数の現状について報告があり、会費を3年以上納めていない人を除くと、2026年3月末時点では、被爆二世や三世などを含め553人となっていて、2025年より約800人減りました。
県被爆者手帳友の会 朝長 万左男 会長
「出席できないという電話が何本も入っていた。(会員である)親の死亡通知が次々に入ってくる。それが被爆者団体が置かれている現状」
友の会では今後、会の趣旨に賛同する「賛助会員」をいかに増やすかや、2027年6月の60周年に向けた運動方針について議論を重ねていくとしています。
