国際オリンピック委員会は4年後の冬季大会の実施種目からノルディック複合を除外すると発表しました。
岩手県出身の2人のメダリストからは「非常に悲しい」と落胆の声が上がっています。
「ジャンプ」と「クロスカントリー」両方の技術が求められる「ノルディック複合」。
冬季オリンピックがスタートした1924年から採用されてきましたが、2030年の大会では除外されることになりました。
4年前の北京大会の団体で銅メダルを獲得した八幡平市出身の永井秀昭さん(八幡平市出身)。
現在は県職員としてスポーツの振興に努めていますが、落胆を隠し切れません。
北京五輪銅メダリスト 永井秀昭さん
「非常に悲しいというかショックがすごい大きいです」
メダリストの先輩もショックを受けています。県文化スポーツ部参事を務める三ケ田礼一さん(八幡平市出身)は、1992年アルベールビル大会の団体で金メダルに輝きました。
アルベールビル金メダリスト 三ケ田礼一さん
「残念だなというか、何とも言葉にならない気持ちでいっぱい」
三ケ田さんは競技人口が少ないことや女子の種目が実施されていないことなどが除外の要因と分析しています。
アルベールビル金メダリスト 三ケ田礼一さん
「女子の競技をオリンピックにという活動もしてきたが、なかなかそこに手が届かずに今回こういう形で男子も外れてしまった。より一層国際オリンピック委員会に届くような活動をしなければならない」
永井さんは次の世代への影響を強く懸念しています。
北京五輪銅メダリスト 永井秀昭さん
「オリンピックという舞台はやはり特別な思いを持って取り組んでいるので、大きな目標がこの後ないとなると、選手にとっても支える関係者にとっても、今回の決定事項は非常に残念だしショックを受けていると思う」
岩手県では2027年2月国民スポーツ大会スキー競技が開催されます。永井さんはそうした大会を通じ競技を盛り上げたいと語ります。
北京五輪銅メダリスト 永井秀昭さん
「選手が一丸となって一つ盛り上げて、それがその後の2034年(五輪)につながるような起爆剤の一つになればいいなと」
国際オリンピック委員会は2034年以降の大会での復活の可能性も示唆しています。
(岩手めんこいテレビ)
