新潟県村上市で、去年、ユネスコの無形文化遺産に登録された『村上大祭』の本祭りが行われています。登録後初めての開催となった今回は天気にも恵まれ、町は活気にあふれていました。
【記者リポート】
「スタート約20分前。すでに豪華絢爛なおしゃぎりがずらりと並んでいて、会場は熱気に包まれています」
最高気温が30.4℃まで上がり真夏日となった村上市で、さらに熱気を生んでいたのが村上大祭の本祭りです。
太鼓や笛の音に合わせ、“おしゃぎり”と呼ばれる高さ約5mの屋台を引き回します。
【参加者】
「色んな町と大盛り上がりして、町を活性化できたらいい」
【参加者】
「やっぱり一年に一度の行事、楽しみ」
【子ども】
「(Q.おじいちゃんと参加する祭りはどう?)楽しかった」
村上市伝統の堆朱や彫刻が施された絢爛豪華な“おしゃぎり”は町内ごとにつくられていて、今年は18台のおしゃぎりが町を練り歩きました。
江戸時代から390年以上続く伝統ある祭りですが、参加者は例年とは違う印象を抱いているようです。
【参加者】
「今年はユネスコに登録されてから初めての年なので、盛り上がりも少し違う」
【参加者】
「式典もあったので、より一層盛り上がっている」
去年ユネスコの無形文化遺産に『村上祭の屋台行事』として追加登録された村上大祭。
7月7日の本祭りは登録後初めての開催となりました。
【記者リポート】
「おしゃぎりが通るこちらの通りには、ユネスコ登録を祝うのぼりが様々な場所に立てられています」
【村上市 高橋邦芳 市長】
「これからは世界に誇れる日本のお祭りだということで、その責任感とともに、(きょうの祭りでは)非常にその辺(責任感)を感じることができた。本当にうれしい」
新たな歴史を刻んだことで、これまで以上の熱気に包まれた村上市には炎天下の中、迫力ある引き回しに合わせ威勢の良いかけ声が響いていました。
【訪れた人】
「去年出ていて、今年初めて見る側だったが、見ても迫力がすごいなと思った」
【訪れた人】
「子どもたちと大人がコミュニケーションを取って、皆さんで盛り上げている。それが私は一番だと思う。天気も素晴らしい、見ている皆さんも感動していると思う。私自身もすごく感動している」
【村上市 高橋邦芳 市長】
「少子化、乗り子も含めて大変な状況もあるが、色々知恵を絞りながら、次の世代にしっかりと承継していく、つないでいくことが我々の大きな責任だと思う」
祭りの参加者や訪れた人は伝統継承への思いを新たにしていました。
