これまでの梅雨寒から一転する週末の天気と、気になる台風9号の動向、そして来週の猛烈な暑さについて福島テレビ・斎藤恭紀気象予報士が解説します。
■ 梅雨の中休みで急激な暑さへ!台風9号の福島への影響は?
きょうまで続いた梅雨寒から一転し、あす4日(土)は梅雨前線の雲が南へ下がるため、すっきりと晴れて「梅雨の中休み」となりそうです。ただし、上空には温かい空気が流れ込むため熱中症リスクが急激に高まります。こまめな水分補給など事前の対策を心がけてください。夜になると梅雨前線が再び北上するため、星空観察などは早めの時間がおすすめです。
また、猛烈な勢力に発達している台風9号は、夏の太平洋高気圧の縁をまわるように西へ進むため、福島県に直接上陸する心配はありません。しかし、来週後半には台風が型崩れした亜熱帯の湿った雨雲が偏西風に乗って流れ込み、大雨をもたらす可能性があるため今後の情報に注意が必要です。
■ あすのエリア別天気
【会津地方】
梅雨寒から一転して真夏日のような暑さになります。最高気温は会津若松や只見で29℃まで上がる予想です。日差しが強く照りつけますが、尾瀬周辺では夕方ににわか雨(夕立)の可能性を考慮してお出かけください。
【中通り】
朝までは雲が広がりやすいですが、その後は天気が回復して気持ちの良い梅雨の晴れ間が広がるでしょう。最高気温は福島で27℃、郡山で26℃となり、半袖が活躍する陽気です。郡山市のカルチャーパークではプール開きが行われますが、水温が22℃以上になれば入ることができます。午前中の日差しでどこまで水温が上がるかがポイントになりそうです。
【浜通り】
いわき市では6月からの雨量が去年の2.3倍に達するなど雨が続いていましたが、あすは雨の心配はありません。最高気温はいわきで23℃の予想です。海の波の高さは1.5mのち1mと落ち着く見込みです。
■ 週間予報
あさって5日(日)は朝と夜を中心に雨が降りやすくなりますが、来週前半にかけては梅雨空が戻る見込みです。
最大の警戒ポイントは7月8日(水)以降です。今年初めてとなる「真夏日の気団」の支配下に入り、熱波の第一波が押し寄せます。9日(木)と10日(金)は、福島や会津若松で最高気温が33℃に達する予報となっており、身体がまだ暑さに慣れていない時期の猛烈な酷暑となります。エアコンの試運転や、衣服・寝具の夏支度を今のうちに済ませておきましょう。
※2026年7月3日放送の福島テレビ・テレポートプラスの天気コーナー「福テレ空ネット」からの抜粋記事。気象情報は放送時(午後6時半時点)のもの。最新の予報をご確認ください。
