住宅街の道路を堂々と歩くクマ。
3日朝、山形・鶴岡市で目撃されました。

出没したのは1200年の歴史がある人気の温泉地。
観光客も多く訪れる観光地の一角に、クマが現れました。

撮影者:
娘を保育園に送ろうとしてチャイルドシートに乗せたら、娘が「あ!クマ」ってしゃべって、振り向いたら目の前を横切っていった。5メートル以内くらい、ここまで近くを歩いているのはびっくりだった。

現在、クマは繁殖期の真っただ中。
餌を求めて、その行動範囲は広がっています。

青森・十和田市では2日、食べ物かどうか確かめるように定点カメラのにおいをかぐクマの様子が撮影されました。

撮影したのは野生生物を観察している高渕さん。
自宅から1.5kmの場所で、自身が散歩する生活圏のすぐそばだといいます。

東北巨木調査研究会・高渕英夫代表:
私は(直接)見たことないんですけど、カメラにはしょっちゅう写っている。カメラに必ず寄ってきますね。人間に会わないように警戒して行動しているっていうのが写っている。すごく賢いと思いますね。

人間の生活圏に迫るクマ。
今、その“賢さ”がハンターたちを悩ませています。

箱わなに近づく巨大なヒグマ。
仕掛けの餌に興味を示しますが…、箱わなに、そっと前脚で触れてすぐに離れる。
まるで危険を理解しているかのような、明らかに警戒する動きを見せました。

200kg以上あるとみられるクマの映像は2025年の秋ごろ、北海道北部の西興部村で撮影されました。

猟友会西興部部会・中原慎一部会長:
ずるいっていうか賢いです、すごく。やっぱり学習しているから、体験していたらなかなかわなに入らないと思います。

この年の夏には別の個体とみられる賢いクマが、飼料用トウモロコシの畑に出没。

電気柵に近づき穴を掘り始めると、電気柵を学習したのでしょうか。
掘った穴を使い、勢いよくくぐり抜けていきました。

映像にはその行動を見る2頭の子グマの姿も。

猟友会西興部部会・中原慎一部会長:
親がくぐり抜けていく後ろを、子グマがついて入るから子グマも勉強する。電柵に触れば大体7000ボルトくらい流れているんで痛いですからね触れば。怖さは分かっていると思う。

そして、畑に入ったクマは2時間半後に再び電気柵をくぐり抜けて姿を消しました。

賢いクマといえば6月、4人を襲い福島市の工場に立てこもったクマが、水道の蛇口をひねり水を飲む様子が目撃されました。

さらに、窓の鍵を自力で開け窓ガラスをスライドさせて逃走したということです。

西興部村で現在も出没が相次ぐ賢いクマ。
警戒心が強く、今シーズンはまだ1頭も箱わなで捕獲できていないといいます。

猟友会西興部部会・中原慎一部会長:
わなに関してはだんだん入りづらくなったり、学習しているから、エサは置くものをいろいろ考えて、まき餌しないとならんし。

ハンターと賢いクマの駆け引きは続きます。

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