国会で与野党の対立が続く中、自民党と中道改革連合が正常化に向けた協議を断続的に行いましたが、合意には至りませんでした。
自民の鈴木幹事長らは、2日午前に中道の階幹事長らと会談し、衆議院の議員定数削減法案と「副首都」構想の関連法案の審議をいったん中断し、皇室典範の改正案の審議を最優先に進める考えを伝えました。
中道改革連合・階幹事長:
一歩前進ではあるなと思いました。ただし(2案の)成立を目指すということもあったので、極めて遺憾であり、問題である。
しかし野党側は、2つの法案の審議を中断するだけでは不十分だとして、今の国会での成立を断念するよう求める方針で一致し、中道が自民に伝えました。
また、高市総理大臣が出席する予算委員会の集中審議と党首討論の開催の確約も要求しました。
中道・重徳国対委員長:
少しの間それ(審議)を中断するなどということは、全く「静謐(せいひつ)な環境」を整えたことには当たらないと。
自民・梶山国対委員長:
皇室典範を最優先する、そこは共通の認識。ただ、これに入るための条件の違い、考え方の違いというものがあると。
一方、参議院では野党の9つの党派が関口議長と福山副議長に申し入れを行い、政府・与党に定数削減と副首都の2つの法案の「拙速な審議の断念」などを働きかけるよう求めました。
議長らは、「今の状況について非常に危機感を覚える」との認識を示しつつ、「政府・与党だけでなく野党も含め努力をしていく必要がある」と指摘しました。
