7月2日の福島県内は梅雨空が続きましたが、あす3日も肌寒い一日となりそうです。南の海上で台風9号が発生しました。福島テレビの斎藤恭紀気象予報士によると、この台風の影響で来週は今年初めての熱波が到来する可能性があるとのこと。

■台風9号がもたらす「熱波」の影とあすの梅雨空
本日、南の海上で台風9号が発生しました。この台風は今後、非常に強い勢力、あるいはそれ以上に発達する見込みですが、福島県に直接近づく可能性は低いとみられます。

しかし、台風がもたらす上昇気流が周囲の高気圧(太平洋高気圧)を強めるため、日本付近に猛烈な暑さを引き起こす原因になります。過去にも同様のケースで福島市で39.1℃、伊達市梁川で40.0℃という記録的な酷暑になったことがありますが、今回も来週7月8日(水)ごろには上空の暖気の影響で、最高気温が33℃前後にまで達する「熱波」がやってきそうです。

ただし、それは来週の話。あす3日(金)に関しては、梅雨前線が南下するものの冷たい海の風「ヤマセ」の影響が残るため、気温が上がらずパッとしない梅雨空が続く見込みです。

■あすのエリア別天気
【浜通り】
冷たい海風(ヤマセ)の影響を最も強く受けるため、朝から気温がほとんど上がりません。朝と日中の気温差が2℃〜3℃ほどしかなく、最高気温も相馬市や南相馬市で22℃、いわき市で23℃にとどまります。朝晩を中心に半袖では寒く感じられますので、長袖の上着を準備してお出かけください。なお、雨は相馬周辺で朝方に少し残る程度です。

【中通り】
福島盆地周辺では朝方まで小雨(霧雨)がパラつくところがあります。日中は雨が上がりますが、雲が取れにくくスッキリしない天気が続くでしょう。最高気温は福島市で24℃、郡山市で23℃と、こちらも平年を下回る涼しさになります。体調管理にご注意ください。なお、二本松付近までは低い雲が広がりやすいですが、本宮から南の地域では午後になると少し空が明るくなる時間帯もありそうです。

【会津地方】
奥会津エリア(只見町や南会津町など)では、風と風がぶつかり合う影響で、あすは一日を通して雨が降ったりやんだりの不安定な天気になりそうです。お出かけの際は折りたたみ傘などの雨具を忘れずにお持ちください。会津若松市などの最高気温は25℃の予想で、今日に比べると少し高くなりますが、過ごしやすい体感となります。

■週間予報
今週末の土日は、極端な天気の崩れはありません。

4日(土): 貴重な「梅雨の晴れ間」となり、お出かけや洗濯物を干すのに絶好の日和になりそうです。

5日(日): 再び「ヤマセ」が吹き、雲が広がりやすい天気へと戻るでしょう。

週末にかけて大きな崩れがないため、各地のイベントなどは予定通り楽しめそうですが、週明け以降は徐々に梅雨前線が停滞し、どんよりとした梅雨空が戻ります。そして8日(水)以降は、いよいよ今年初めての「真夏の空気」に覆われ、一気に蒸し暑さが厳しくなる見込みです。 今のうちにエアコンの試運転や、熱中症対策の準備を進めておきましょう。

※2026年7月2日放送の福島テレビ・テレポートプラスの天気コーナー「福テレ空ネット」からの抜粋記事。気象情報は放送時(午後6時半時点)のもの。最新の予報をご確認ください。

福島テレビ
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