この夏、福井県立恐竜博物館で開かれる特別展で、日本初公開となるアジア最大級の竜脚類の全身骨格が展示される。
中国で発掘され新種と発表
長い首としっぽが特長の大型草食恐竜「竜脚類」にスポットを当てた特別展は7月10日から開かれる。
その目玉として展示されるのが、シンジャンティタンの産状骨格。
シンジャンティタンは約1億6000万年前に生息していたアジア最大級の竜脚類で、中国・新疆ウイグル自治区で2012年に、翌年には新種と発表された。
今回展示されるのは2016年に中国でほぼ全身の骨格がそろった状態で発掘されたもので、埋まっていた状態を再現して展示する。
巨大化した秘密を探る特別展
設置作業は6月16日から始まり、19日に最後に残されていた頭部の骨格を組み上げて完成した。
骨格は地層に埋まった状態を保ったまま複製されたもので、全長は約19m。当時のアジアでは地上最大の生き物だ。
県立恐竜博物館の関谷透研究員は「まず、この大きさを味わってほしい。特別展では竜脚類がなぜそんなに大きくなれたのかというのを詳しく説明しているので、その秘密をぜひ探って欲しい」と話す。
特別展は竜脚類の全身骨格や足の骨など125点が展示され、7月10日から11月3日まで開催される。

