北陸新幹線の敦賀から新大阪までの延伸ルートを議論する与党の会合が30日に開かれ、京都府と京都市がヒアリングに応じました。松井京都市長は「誘致していない」と述べ、建設費の負担割合の見直しを求めました。
北陸新幹線沿線の府県から選出された与党の国会議員でつくる整備委員会は、敦賀以西のルートを巡り小浜・京都ルートを含む8つのルート案を再検証しています。
30日は小浜・京都ルートに以前から難色を示していた西脇隆俊京都府知事と松井孝治京都市長がヒアリングに応じました。
この中で西脇京都府知事は「小浜・京都ルートに反対はしていない」と述べた一方、松井京都市長は「北陸新幹線を誘致していない」とし、工事に伴う地下水への影響や交通渋滞など5つの懸念を示したということです。
また、松井京都市長は「国家的意義は理解している」としながらも、現在、国と地方で2対1となっている建設費の負担割合の見直しも要望しました。
ヒアリングを終えた前原誠司共同委員長は「懸念が払しょくされない限り、我々はルート決定には至らないと考えているが、お互い連立与党として7月17日までにルートを決めるよう作業をしているので、目的やゴールを持ってしっかり取り組んでいきたい」と語りました。
次回は7月7日に大阪府知事と大阪市長からヒアリングを行う予定です。
