被毛がないとどうなるのか。
舌で舐めても、唾液を留めておける被毛がないと冷却効果が薄れてしまいます。
被毛がないと体温調節が困難
人間に喩えるなら被毛は衣服のようなもの。真っ裸で水を被ったとしても、炎天下ではすぐに乾いてしまいます。ですがTシャツなどを着ていたらしばらく乾きません。
そして乾くまでの間、体温を奪い続けます。暑い時期はそれが有利に働くのです。
猫はどれくらい涼しくなりたいか、つまりどれくらい毛を舐めて唾液を移せば良いのかを自分で加減できるのですから、その調節は猫に任せるのが正解。
せっかく舐めたのに唾液を留めておく被毛がないのは、デメリットでしかないのです。
スフィンクスという猫種は全身に被毛がありません。
正確にいうと、産毛は生えていますが普通の猫のようなしっかりとした毛は生えません。そのせいで暑さや寒さに弱いそうです。
そもそも猫の祖先は暑いアフリカなどに生息しているリビアヤマネコです。
リビアヤマネコにはしっかりと被毛があります。つまり、被毛があることは寒いときの防寒だけでなく暑いときの防暑にも適しているのです。

