国の登録有形文化財に指定された養老駅。その駅前で100年以上愛され続けるのが「吉備羊羹」です。地域特産のきびを使い、4代にわたって受け継がれてきた養老の名物を訪ねました。
■100年続く養老の名物ようかん
岐阜県養老町をぶらり旅。2026年3月、国の登録有形文化財に指定された養老鉄道の「養老駅」。

その駅前に店を構えるのが、1917年創業の「きびようかん本家」です。
この店の名物が、「吉備羊羹」(1棹1010円)。
3代目店主:
「吉備羊羹は、駅舎ができた年に発売されたお菓子なんです。駅舎ができたのが大正8年ですから、このお菓子も108年目になります」

創業以来、養老駅とともに100年以上の歴史を刻んできた「きびようかん本家」。長年愛され続ける吉備羊羹の味とは。
リポート:
「もっちりとした食感の中に、自然で優しい甘みが広がります」
■きび特有の食感を楽しむ
当時、養老駅周辺は“きび”の生産が盛んな地域でした。そのきびを和菓子に生かせないかと考案されたのが「吉備羊羹」です。

材料は、きびや寒天など5種類。きび特有のプチプチとした食感を楽しんでもらおうと、今も毎日手作りされています。100年以上守り続けてきた製法は門外不出です。
3代目店主:
「私が3代目になります。今は4代目も一緒にやってくれています」
100年以上受け継がれてきた養老の名物は、これからも世代を超えて愛され続けます。

