登録者113万人の人気YouTuberが浜田へ “赤てん”の魅力を世界に発信
島根出身の人気YouTuber・ロシアン佐藤さんが、浜田名物「赤てん」の魅力を全国に発信している。
チャンネル登録者数113万人を誇る“大食いYouTuber”として知られる彼女が、「赤てん」発祥の地・浜田市を訪問。
老舗蒲鉾店での動画撮影を通じ、ソウルフードの魅力を世界へ届けようとしている。
都内イベントで見せた浜田名物「赤てん」推し!
東京・日比谷にある島根県のアンテナショップ「日比谷しまね館」が、2026年5月29日に開館6周年を迎えた。
記念イベントに姿を見せたのは、出雲市出身のYouTuber・ロシアン佐藤さんだ。
大食いジャンルで人気を誇るロシアンさんは、チャンネル登録者数113万人を誇る。
近年は島根の食の魅力についても積極的に発信しており、今回のイベントでも真っ先に推したのが、浜田名物の「赤てん」だった。
「衣がないぶん(辛さが)ダイレクトに感じるかもしれない」とロシアンさん。
来場者からは「おいしい」「ぴりっとしてる」といった声が上がり、会場は盛り上がりを見せた。
なお、「日比谷しまね館」の2025年度の入館者数は、前年度比10パーセント増の11万4000人余り、売り上げも目標を上回る2億2900万円を記録。
ドラマ「ばけばけ」の効果も相まって、ともに過去最高となった。

一度に30枚食べたことも…ロシアン佐藤さんの熱い“赤てん愛”
「赤てん」は、赤く色付けした魚のすり身に唐辛子を加えて油で揚げた練り物だ。
戦後の食糧難の時代に生まれ、今も浜田市民のソウルフードとして親しまれている。
ロシアンさんは、この「赤てん」を一度に30枚ほど食べたこともあるというほどの「赤てん」好きだ。
2026年3月には、浜田市の老舗蒲鉾店とのコラボプロジェクトを通じて「赤天大使」に就任し、その魅力を全国へ発信する役割を担っている。
「ほかの地域にない練り物の味だと思っているので、とてもおいしいということを(島根の人は)もっと自信を持って全国の人に広めていただきたい。私はYouTubeでたくさん発信させていただいているので、全世界に向けて私の”赤てん愛”を発信していきたい」とロシアンさんは語る。

発祥の地・浜田で動画撮影 老舗蒲鉾店で魅力PR
「赤天大使」就任後、ロシアンさんは「赤てん」発祥の地である浜田市を訪問した。1912(明治45)年創業の老舗蒲鉾店「江木蒲鉾店」で行われたのは、YouTubeに向けた動画撮影だ。
店頭に立ったロシアンさんは、自身を目当てに訪れた多くのファンに「赤てん」を勧めながら、その魅力をカメラに収めていった。
撮影には浜田市の三浦市長も参加し、地元名物のPRに一役買った。
三浦市長は「強力な味方です。一緒になって、浜田にはこんなにおいしいものがあるということをたくさんの人に広めていただけるととてもうれしい」と期待を寄せる。
江木蒲鉾店の江木功平さんも「食べないと分からない赤てんを知らない人に届けるというのはすごく難しくて、おいしい赤てんの食べ方をもっと知ってもらうのと一緒に、知らない方に赤てんをもっと食べていただけるようにつなげていければ」と話し、知名度向上への意欲を示した。

“一番おいしい赤てん”を届けたい 7月3日に動画公開へ
ロシアンさん自身も、「ここで買う赤てんが一番おいしい状態なので、初めて食べた方が『一番おいしい赤てん』というのはすごくうれしい。そういうきっかけを作れたのがすごくうれしかった。一緒に赤てんを全国に広められるようにお手伝いできたら」と、撮影を振り返って喜びをあらわにしている。
今回撮影された動画は、ロシアンさんのYouTube公式チャンネルにて7月3日から公開される予定だ。
長年地元で愛されてきたソウルフードが、113万人のチャンネルを通じてどこまで広がるか、注目が集まる。


